会社で仕事をしていると、父から携帯電話にメールが入った。
家紋が分かったらしい。
立ち茗荷
だそうだ。
こんなやつだ。
茗荷は、物忘れの妙薬といわれる。茗荷紋が多くのひとに好かれたのは、その昔、ミョーガが冥加に通じ、神仏の加護を受けることに通じると思われたからだという。さらに、最澄や円仁が請来した異国の神「摩陀羅神」のシンボルが茗荷だといわれる。神社や寺でこの神をまつっているところは多く、ご利益のある神印として多くのひとが用いたようだ。
茗荷紋は信仰に由来することが多い。「見聞諸家紋」でみられのは、室町幕臣二宮安芸入道があり、徳川時代には志摩鳥羽・近江の稲垣氏ほかが使用していた。
清和源氏では義家流の小沢氏、桓武平氏では良文流の中根氏、藤原氏流では堀氏、国領氏など。
だそうだ。
父親のことだから信用していないわけではないが、確認したい。
というのも茗荷紋は、抱き茗荷が一般的で、立ち茗荷は珍しいからだ。
父親は墓を作った石材屋に電話で確認したから間違いないというが、念のため、石材屋の連絡先を聞いた。
後で確認しようと思う。
なんにせよ、家紋がわかってよかった。
割とかっこよかったのでほっとした。
ださかったらどうしようかと思った。
上記のとおり、茗荷紋は、摩陀羅神のシンボルであり、寺社で使われることがおおい。
いわゆる、オカルト系だ。悪くない。
六輝=友引、九星=七赤金星、中段十二直=開、二十八宿=翼、旧暦八月十九日