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2007年06月28日
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カテゴリ:読書日記

昼に会社の下の本屋でぷらぷらしていると、呉夫子の新刊が出ていることに気づく。
問答無用で買う。

呉夫子は、呉智英といって、学生時代に狂ったように読んだ思想家(あえて仰々しいこの言葉を用いる)だ。

平易な文章、身近な話題で、思想を説く呉夫子の本に、様々な影響を受けた。
呉夫子が早稲田近辺で私塾を開いているというので、参加して幹事まで勤めた。
夫子は、俺のことなど覚えていらっしゃらないだろうが、懐かしい日々だ。

夫子の私塾、「以費塾」は、2006年に閉講してしまった。
俺が入熟した頃は、すでに夫子はご両親の面倒をみるため、名古屋に帰っていた。
そのまま塾を続けるのが大変だったのだろうと推察する。

論語を皆で音読するという大時代的な塾だったが、論語というものに触れることができて楽しかった。
月1回の飲み会も非常に楽しかった。
呉夫子や浅羽通明さんと直に会話できる喜びは、今でも覚えている。
本を書いている人たちと話すなど、夢のようだったのだ。

呉夫子から受けた影響は計り知れず、今でも自らの血肉になっていると信じている。

健全なる精神.jpg 

夫子の新刊、『健全なる精神』(双葉社)は、あちこちに書いた評論をまとめたもので、
それ自体は別に何かのテーマでまとめられているわけではない。
ただ、夫子の本を全て熟読玩味してきた俺にとっては、
すでにあちこちの本で書かれていたことが多く、それでもやはり楽しかった。
ときおり吹き出してしまうような、それでいて鋭い、夫子の思想・批評は、本当に素晴らしい。

読んでいる途中で、夫子のお父上が亡くなられたことを知った。
もちろん面識はないが、不思議な感じがした。
巧くいえないのだが、なんともいえない気持ちを覚えた。

今度、思い切って夫子に手紙でも書いてみようと思う。

  

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最終更新日  2007年07月03日 00時26分30秒
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