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「拙僧が殺めたのだ」 最近、仏教がまた楽しいので、『鉄鼠の檻』を読みなおしている。
箱根の山荘、宗派のない寺、異様な坊主ども、年をとらない娘、雪中の坊主の死体。 読んだだけで禅宗の歴史の概略がわかるという、ためになる本。 世の中の禅寺の坊主どもがこれだけのことを理解しているのか、っつー興味もわくね。 鉄鼠というのは、園城寺(三井寺)に戒壇設立することかなわず死んだ高僧、頼豪阿闍梨。 坊さんの妖怪といえば鼠だ、と。 それをしらない君(関口君)は、日本人か、と。 そういいのける京極堂がたまらなく格好よい。
第六天魔王榎木津も大暴れで格好良い。 個人的には最後の最後でちょっと力の抜ける小説だが、読んでいる途中は終始ドライブかかりまくりでやばい。 さすが京極夏彦。 あー、今年こそ行ってみたいな、世界妖怪会議。
『春琴抄』を読んだ。 2009年08月18日
春色梅児誉美 2009年06月29日
日本の難点 2009年06月24日
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