教育について
うちの息子、鷹千代はまだ1歳半のがきんちょだが、そのうち大きくなる。そんなとき、どんな学校に行かせるかとか、そういった教育的な問題ってのがやっぱいずれ出てくる。てか、こざるをえない。常日頃からどんな子に育ってほしいか、どんな人間になってほしいか、てなことを考えたり考えなかったりするが、そんななか、こんなブログ(金融日記)を読んだ。ふーん。あ、そ。という感じである。なんなんこれ。中学受験がどんだけ苛烈かどうかなんて、その当時まったく埒外で、サッカーやドラクエやガンダムに没頭していた俺には知る由もないし、別にさしたる興味もないが、かりにすっげー苛烈だとして、だからどうだというわけ?東大生より数が少ないから貴重とか意味わかんねーし。だったら、プロのハンターになるのとかすごい難しいし。ていうか、それだけ過酷な競争を勝ち抜いた受験秀才たちが、大人になってどうなってんのよ。世界を舞台に活躍できる、スーパーエリートになってるとでもいうのか。いや、なってないよね。絶対。普通のサラリーマンとか、医者とか弁護士になって、みみっちく小銭かせいで、ローンで家とか買ってんだよね。しょぼいよね。サッカーサッカーって目の敵にしてるけど、サッカーになんか恨みでもあんのか、この人。とまったく取るに足りない駄文だな、これと思った。藤沢さんに子供がいるのかしらないけど、いたらその子かわいそうだな、と。いつもは、おもしろくてためになる金融日記だったが、この回は最悪。それに引き換え、こっちの堀さんのブログはさすがだったなぁ。俺もこんな風に真剣に息子のこと考えてあげられるだろうか。まったくの放置でもなく、かといって、自分のプライドやステイタスの一部としてでなく(こういう人多いと思う)、真剣に子供のためを思って考えてあげられるかな。てか、一緒に考える手助けしてあげられるかな。堀さんのいってる(a)生命力、たくましさ、戦う姿勢などの人間としての強さ・バイタリティ(b)人間的魅力、リーダーシップ能力、やさしさなどのよき人格(c)考える力、洞察力、集中力などの思考力(d)日本語、英語でのコミュニケーション能力(e)日本人としてのアイデンティティをしっかり持った人これどれも大事だと思うぜ。とにかく金融日記と比べて、質といいたたずまいといい、レベルの差がもろに出てて面白かった。※ちなみに金融日記はその次の回で、急に方向転換した。何があったのかは不明だが、あれほど「競争力の源泉」、「エリートの心臓部」と絶賛した中学受験秀才たちが、結局役に立たないっていう結論になってしまった。結局何をいいたかったのか。この人。