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２４日放送の中村獅童さんの「貝になりたい」
ご覧になられた方はいますか？
私は中村獅童さんのファンなので
もちろん見ました。

かつてフランキー堺さん主演のドラマのワンシーンが
名場面として放送されていたとき、
母にこのドラマはどんなドラマなのかを聞きました。



ＢＣ級戦犯として
国の命令に従って（逆らえなくて）捕虜に怪我をさせただけなのに
処刑されてしまった悲劇のドラマと母は話していました。


今回中村獅童さんのドラマでは
処刑されてしまうのでは・・・・・。と
はらはらしながら見ていました。

こちらのドラマでは
以前のドラマの遺言のところの原作の
加藤哲太郎さんの手記を原作としています。
新潟の捕虜収容所で
語学が堪能な加藤さんが
捕虜の待遇を改善するためにしたこと
例えば
「冬のストーブの火を絶やさないために
　作業の終わりに毎日石炭を両方のポケットに１個ずつ
　持ち帰るように捕虜に英語で指示します。
　しかも、これは我々と捕虜との間の秘密だと
　口止めもします。」（劇中）

ですが、２度の逃亡を射殺してしまい
（劇中では部下が）
その罪を情感である加藤哲太郎氏がかぶり
逃亡を企てます。
実際に発砲してしまった若い兵隊は
（加藤晴彦さんが演じていました）
そのことに悩み発狂してしまいます。

偶然その若い兵隊を見つけ
なぜそうなったかを
武山隆範さん演じる精神科病棟に入院する患者からきかされた
加藤さんの心の痛みについて想像を絶しました。
多分ドラマの演出だと思いますが
みんな戦争で傷ついていたのです。




ＢＣ級戦犯の妻ということで
寺島しのぶさんもほんのちょい役で出演していて
このドラマはなみなみならない制作側の意気込みを感じました。




いいドラマでした。
でも、他のところでなんだかバトルになっています。
私は中居君のもみたいんだけどなあ。



ちなみに中村獅童さんは現在エイペックスにマネージメントのお手伝いをして頂いているそうです。
今度木村拓哉さんと映画の共演という話もあるようですが
木村拓哉さんサイドで
「中村獅童さんの引き立て役」になりかねないと反対しているとか。
そうか？
キムタクも充分中村獅童さんと張り合えると思うけれど・・・・。







芸能界を動かす“中村獅童”と“ＳＭＡＰ”の微妙な関係 (ゲンダイネット)
　テレビ史に残る名作ドラマが“爆弾”になるかもしれない。

　１９５８年に放送されたＴＢＳドラマ「私は貝になりたい」をめぐって、ＳＭＡＰ・中居正広（３５）と中村獅童（３４）の関係がギクシャクしているのだ。

　同ドラマは軍隊に召集された理髪店の店主が上官から捕虜の殺害を命じられ、実際は負傷させただけだったのに終戦後の軍事法廷で戦犯として処刑される物語。戦争の不条理を描いた悲
劇として大きな話題になった。

　そんな歴史的な作品をＴＢＳが中居主演で映画化することを今年５月に発表した。公開は来冬の予定で、中居もヤル気まんまんだった。

　ところが、７月になって獅童が主演するドラマ版の制作が日本テレビから発表された。今週２４日放送のドラマ版は、「貝に――」のモチーフになった加藤哲太郎氏の手記をもとにした
作品で、実際は処刑されなかった加藤氏の生涯を描く。いわば、もうひとつの「貝に――」といえる。

　これに、中居サイドはカンカンだという。

「内容は微妙に違うとはいえ、どちらも『貝に――』が軸になっている作品ですからね。ＴＢＳが先に映画化を発表しているのに、後から日テレがドラマ化を発表した。それも、映画の公
開よりも早く放送するから、その分、映画の話題性やインパクトが薄れてしまいます。中居サイドが納得いかないのも無理ありません」（テレビ関係者）

　しかも、今年７月から獅童の芸能活動をエイベックスがサポートしていることも、中居サイドを刺激している。

「エイベックスはジャニーズ本体から“独立”しているＳＭＡＰと急接近していて、今後は映画事業でタッグを組むとみられている。先週、エイベックス所属の倖田來未と中居の熱愛が報
じられたのも、その流れの一環だったといわれています。着々と協力態勢を整えている真っ最中に、獅童が“後出しジャンケン”でドラマ版『貝に――』に主演しておいしいところを持っ
ていくのだから、中居サイドはたまらないでしょう」（マスコミ関係者）

　今回だけでなく、エイベックスは獅童と木村拓哉の共演映画もゴタゴタしている。この企画はキムタクが獅童の“引き立て役”に使われかねないためにＳＭＡＰ側が断って頓挫しかけ
ているが、エイベックスは実現をあきらめていないという。

　獅童とＳＭＡＰの微妙な関係が、今後の芸能界の構図を左右するかもしれない。

【2007年8月22日掲載記事】