2008/08/02(土)20:55
危険!プラスチック製のほ乳瓶
赤ちゃんやマタニティママにはプラスチック製のほ乳瓶や食器、缶詰に使われている
「ビスフェノールA」が環境ホルモンの影響があるので
避けた方がいいというニュースがありました。
もちろん、全てのプラスチック製品ではなく
原料にビスフェノールAを使っているものが
避けた方がよいというだけです。
ガラス製のほ乳瓶は持ち運びが大変なので
外ではプラスチック製品、
おうちではガラス製品というママが多いですよね。
もしこれから購入される方は参考になさってくださいね。
<ビスフェノールA>原料の哺乳瓶使用を控えるよう呼びかけ
7月8日20時22分配信 毎日新聞
厚生労働省は8日、妊婦や乳幼児に対し、化学物質「ビスフェノールA」を原料とするプラスチック製哺乳(ほにゅう)瓶の使用や缶詰製品の摂取を控えるよう呼びかけを始めた。国の
基準値以下でも、胎児らの健康に影響を与える可能性を示唆する動物実験を踏まえ、予防措置を取った。厚労省は同日、ホームページで情報提供するとともに、内閣府の食品安全委員会に
ヒトへの健康影響評価を諮問した。
ビスフェノールAはホルモンに似た作用を持ち、野生生物の生態の影響が懸念されるとして、環境省が調査を実施。04年に魚類への影響は推察されるが、ヒトには認められないとの結論を出した。
しかし、その後も国内外で「動物の胎児に、ごく微量でも神経異常や早熟を招く懸念がある」との報告がある。欧米もヒトの健康影響評価に乗り出した。
厚労省は「現時点でヒトへの影響は不明」としている。だが、安全性を重視する立場から、ビスフェノールAを原料とした哺乳瓶を使う場合、漏出しないよう過度の加熱や劣化製品の使
用を避けるよう呼びかけることにした。該当する哺乳瓶は国流通量の9%とされる。同省は「ガラス製の哺乳瓶を使うのも選択肢」と提案した。
また、缶詰では腐食防止のために広く使われ、食品に溶け出す恐れがある。「缶詰製品に頼らずバランスある食生活が大切」としている。【下桐実雅子】