電気ワニ極楽日誌

　まだ風邪がつらそうな相棒が居間で寝ているので、父親に遊んでほしくて体をよじ登ったりして安眠を妨げる息子を隣の部屋へ連れて行って遊ばせた。
　普段しまいっぱなしにしていたおもちゃを久しぶりに取り出してみる。
　箱の横で、わくわくしながら手をぶんぶん振り回す息子（←最大級の興奮と喜びの表現）。
　
　「おちかたいろいろ」と言う、玉を傾いたレールの上を転がして下に落として遊ぶおもちゃを組み立ててやると・・・。

　あれれ、興味しんしんで遊んでる？
　以前は、一、二度玉を転がすとすぐに飽きてしまって、せっかく組み立ててもあっという間にバラバラに崩して、プラスチックの部品を振り回すだけだったのに。
　何度も組み立て直すのが面倒くさいし、息子が玉をつかんであちこちに投げるので危ないしで、おもちゃ箱にしまいこんだままにしていたのだ。

　今回は、卵型や球体、車の形などの玉がさまざまなスピードで転がっていくのを、じーっと見つめている。
　そして、自分で玉をつまんで、レールの上に乗せ転がして遊んでいるではないか！で、玉が下に落っこちていくと手をぶんぶんさせて喜ぶ息子。
　中でも、落ちるスピードの速い車の形の玉が転がっていくのが一番楽しいらしい。
　丸い形の他の玉よりつかみにくいし、レールに乗せにくいのに、落ちるところみたさで一生懸命になっている。　

　かな～り長い間、一人で楽しそうに遊んでくれたので助かった。
　やっぱり少しずつ、ほんとに少しずつだけどちゃんと成長してくれてるんだねぇ♪