テーマ:戦争・紛争・テロ(901)
カテゴリ:世間話
本棚に
「ヒトラーの秘密図書館」 を飾ったその脇に、 新聞の切り抜きと思われる 河合香織という人が評価した文面が張られていました それによると、 読書が独裁者に与えた影響について丹念に書かれた 書物として この書物を上げ、 読書が必ずしも「善」でない事を綴っていたのですが 私は読書がヒトラーに与えた影響があったにしても、 そこまで結論付けるのは、ちょっと早すぎるではないのか? と考えてしまいました というわけで、 哲学的に私の意見をここで書いてみます ティモシー・ライバック氏が手がけた 「ヒトラーの秘密図書館」 の言葉から、読書という行為が、 独裁者というものを生み出すという考えは 安直過ぎる意見なのだと考える その理由の一つに、、 独裁者を生み出すプロセスの中で、 その背景を総合的に判断した時に、 書物からの影響力というのは小さな問題でしかないと思うからだ 何故なら、 読書という行為は独裁者を生み出した 要因の一つではあるが、 それだけでは決して生まれ得ない存在だからである 何故、あの時代、 ヒトラーという一人の独裁者を生み出したのか? という問題について考えたときに、 独裁者も、 現代、 通例となっている民主主義の選抜と同じように、 国民の民意も影響して現われ出てくるものであるのがわかる また他にも、 「独裁者」という存在を危険という視点から 「殺意を持った人間」 と例え 「研がれた包丁」 を 「読書からの影響」として例えて説明すると、 殺意のある人間(独裁者) が 研いだ刃物(読書によって培われた知恵) を持っていたからといって、 必ずしも殺人(ユダヤの大量虐殺) という行為には及ばないのは周知の事実である その刃物を使い殺人という行為におよぶまでには、 必ず刃物を使う人間同士のやり取りからくる いくつもの感情論が関わり決定的な瞬間があるのもである だから、こそ 独裁者を総体的視野で見たときに、 一つの要因 だけでは、生まれ得ない存在であるという ことを念頭においておかなくてはいけないと考えるのだ と、ちょっと哲学者っぽく 私の意見を書いてみましたが、 さて、どうでしょう? もっと書きた事はあるけど、 文章力のない私が、長く書き出すと 単純にくどくなるだけなのでサックリ短文でしめました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010/05/04 12:50:52 AM
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