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カテゴリ:こんな映画あったよなぁ
映画「星になった少年」を観た。 先に謝っておこう。すまん。泣けなかった。 柳楽優弥扮する主役の少年が、タイで象使いの修行をした後、 日本に帰国して、家業の動物プロダクションを手助けしていく という基本ストーリーと、親と子の葛藤を描いた作品なわけで、 観ていて特につまらない要素があるわけでは無いのだが、素直 に感動して泣くようなことは無かった。ちなみに奥さんはポロ ポロと涙を流していた。 奥さんと僕との差というのは、おそらくこの物語が「母と子」の 物語だからだと思う。子供の心配をしつつも、将来の夢を叶える ために頑張る息子に海外留学を認め、帰国後もぎこちない関係が 続く中で、永遠の別れとなってしまう。 最後のシーンで、母親役の常盤貴子と彼女役の蒼井優の会話は 秀逸だったと思うのだが、ここは異性の親である母親としての 感情を揺さぶるシーンだったと思う。残念ながら父親である僕の 魂を揺さぶることはなかった。 基本的に実話を元にした作品でもあり、そういう意味では余計な 脚色をしなかったということなのかもしれないが、ある程度物語 の先が読めてしまったのも、泣けなかった要因の一つだと思う。 あと、常盤貴子が柳楽優弥の親という設定が最後まで腑に落ち なかったのも理由の一つかもしれない。あんな母親いたら、同級 の女なんて、眼中に入らないと思われ。 まぁ、素直に良い作品だと思います。ひねくれているのは私です。はい。 GOLA お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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