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テーマ:お勧めの本(7422)
カテゴリ:大人の読書感想文
重松清の熱球です。 高校時代、ただひたすら白球を追い続けていた。決して 強豪校と呼ばれることは無いが、「野球が好き」という 理由だけで、雨の日も練習を続けられた。夢は甲子園出場。 中年になり、田舎に戻った父が過去を振り返りながら、 今を再生していく物語。そして、田舎で暮らすということと、 真剣に向き合う、重松清ならではのストーリー。 僕自身、野球はかなり苦手だったので部活はもちろん草野球も あまりやる機会が無かったのですが、それでも野球は好きです。 実は今年、母校が甲子園に出場していたので、例年よりも真剣 に高校野球を追いかけてました。やっぱり母校が出場するって いうのは感慨深いものがあります。実際のところ、優勝できる ようなレベルのチームではないので、過度な期待はできません でしたが、甲子園で母校の応援歌が流れているのを聞くと、 昔を思い出したりしますね。(僕の場合はアイスホッケーですが) 小説のストーリーは、単純なノスタルジーに浸るだけの物語 ではないですが、「あの頃」と「今」を比較するような年齢に 差し掛かることがあったら、こういう本が味わい深くなるのだ と思います。 夏にオススメの一冊ですよ。 GOLA お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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