井上雄彦について
11月号のSWITCHで、また井上雄彦の特集があったようである。「また」というのは以前SLUM DUNKの特集をSwitch(vol.23 no.2)でやったことがあるからだ。この時はその後のストーリーということで、連載終了後10日後の物語を廃校の黒板に書くというイベントの特集だった。バガボンドでもスラムダンクでも共通のテーマにコミュニケーションというものがある。バガボンドでは武蔵がライバル達と剣を交えることで、相手の人生や生き様を理解し、スラムダンクでは桜木と流川が最終話でたった一つのパスでコミュニケーションをとっていた。井上雄彦の描く作品で、主人公や主要なライバルは比較的無口で口下手な人間が多い。バガボンドの小次郎などはそもそも会話さえできないという設定だ。だけど、彼らは会話をしなくても自分の熱い思いを伝え、行動で自分の生き方を語っている。むしろ饒舌な脇役の方が、伝えたいことを伝えられない事が多い気がする。コミュニケーションの難しさはここらへんにあるような気がする。僕はどちらかというと、おしゃべりな方だと思うが、決してコミュニケーションは得意では無い。なかなか思ったことが伝えられないので、多くを語っているのかもしれない。今日、仕事でプレゼンのシナリオを作っていて、上司に半日中駄目だしとボツを受けていた。上司曰く、僕の文章は説明が多く、肝となるハートが込められていないとのこと。うーん。言われて納得なのだが、やはりちょっと凹むな。まぁ、言われないと気づかない事も多いので、感謝するべきなのだが、なかなかこういうのは難しいっす。まとめ仕事上、あんまり無口でも仕事にはならないのだが、多くを語らずともコミュニケーションが取れる人がうらやましい。究極は…健さんかな??GOLA