里見八犬伝
昨日に続き、小田原城で思い出した映画「里見八犬伝」。2年ほど前にTVでリメイクされたのが記憶に新しいですね。この里見八犬伝というのは、滝沢馬琴が江戸時代に書いた長編戯曲「南総里見八犬伝」を現代版にリメイクしたものということで、原作は江戸時代ということになります。まぁ、内容は良く知られているのでここでは書きませんが、江戸時代にしてはファンタジー色豊かな物語ですね。先日、小田原城内の展示物をみていたら、「里見氏」から提供された昔の宝物などがあった。里見氏というのは南総、つまり千葉県の南端を統治していた大名で、鎌倉時代から続いている家柄なのである。そしてその里見氏というのが、実はまだ続いているとのことだった。これには結構驚いた。こういうのもいろいろ調べるとわかってくるのだが、明治時代に子爵や男爵になった大名の子孫ではなく、一般の庶民として血脈を残している子孫が結構いるみたいなのだ。昔のものを見ながら、昔に思いを馳せる。ちょっと地味だがなかなか面白いもんだ。…映画の感想には全然なりませんでしたね。GOLA