GOlaW(裏口)

2006/05/10(水)17:33

『ブスの瞳に恋してる』5.Three Angel

その他、芝居(ドラマ・映画・舞台)(169)

 三人の天使が、彼の前に舞い降りた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  こちら、純粋な恋愛物になると、途端に語る言葉を無くす管理人です。  …というわけで、今回はまったりと二人の恋愛を進める回でしたね。  前回が波乱含みでしたし、次回も予告では嵐が吹き荒れそうでしたし。  今回はその意味でも、良い休憩時間になったと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「笑われてこんなに嫌な気分になったの、初めてですよ」  まったりとした展開の中で、一番印象に残ったのがこの台詞でした。  笑わせること、笑われることに価値を見出していたはずの『おさむ』。  その彼が『嫌なこともある』という事実を再確認する。  それは成長であり、『業界的な歪み』から戻りつつある過程を示してるのかな。  …この解釈は穿ちすぎでしょうか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  また、同じ夜空を見上げていたりするシーンなどもありましたね。  それは“全く異なる価値観を持っていたはずの二人が、そっと歩み寄りつつある”ことを示しているのかもしれませんね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  前回の事件を松本が反省しているのには驚きました。  …てっきり、あのままギスギスしているのかと予想していたので(←いや、それは職場の付き合いだから無い)。  まだ序盤ですし、取り込まれるのはもっと後かな(←だから、ラブコメでその展開を望むな!)。  まぁ、冗談はともかく。  松本もまだ普通の感性を残しているようですね。…殴られかけて、毒気が抜けたのかもしれません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  美幸は相変わらず、自分の気持ちをそのまま表現するのが苦手ですね。  手紙で悩み続けた挙句、気が付くと格言集に摩り替わられちゃってるわけですから。  でも、それらの格言も彼女の言葉には間違いありませんよね。  格言には“自分のコンプレックスも違うものに昇華する、それだけの強さと聡明さ”が詰まっていました。  私もそんな美幸だから憧れちゃうし、応援しちゃうんですけどね。  そんな彼女のユーモアとポジティブ思考に触れ、『おさむ』も彼女の魅力に落ちました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  …やっぱり、美幸は女優の夢を捨てるのかな。  できる限り、その展開は避けて欲しい気がします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  二人の周りも、応援モードに突入ですね。  今回はすごく和んでしまいました。  とはいえ、今度は元彼女が登場。  分かれた理由が理由だけに、すぐによりを戻しちゃいそうです。それに、視聴者としても応援したくなる(←待て)。  まだまだ美幸と『おさむ』の間には試練が待っているようですね。  ドキドキしながら続きを待つことにします。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  三人の天使の羽が舞い散って。  『おさむ』の視界が、思考が閉ざされていく。  答えはまだ見えない。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る