2007/10/15(月)07:38
ナイトウィザード第二話 「下がる男」- 世界は狙われている -
世界結界(常識)の裏で、紅い月は昇り、犠牲は積み重なる。
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放送順とは違いますが、これからは『ナイトウィザード』の感想から書かせていただこうと思います。
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また、『ナイトウィザード』そのものの世界観・キャラクター解説はヒトクチ ハルカさんのBlog、
ナイトウィザード The ANIMATION紹介
第一話『月匣~紅き月、碧き瞳~』
第二話『下がる男~世界は狙われている~』
各話の細かい部分に対する設定フォローは上記のほか、スリングさんのBlog、
ナイトウィザードEpisode01「月匣」
ナイトウィザードEpisode02「下がる男」
がとても詳しいです。
これらのBlogを読まれると、
『どこまで細かいところまでゲームを再現してるんだ、スタッフ…』
と呆れること間違いなし(←呆れるんかいっ)。
いえいえ、アニメを見る上で楽しみが倍増するので、上述の二か所はお勧めです。
昨今、ゴールデンタイムのもの以外で、ここまでの再現度とアニメスタッフの原作への愛を感じるアニメって少ないと思います(きっぱり)。
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『下がる男』
まさにそのサブタイトル通りの展開となりました。
『常識を壊しかねないアンゼロットの力』なら、こんなことは朝飯前なんですよね。
原作のゲームでなら、口頭で10分ぐらいで済まされちゃうネタですが、実際に絵にするとかなりの破壊力を発揮するネタですよね(笑)。
ノリとテンポが重視されるゲームの現場だからこそ生まれたネタだと思います。
そして、ゲームの現場を意識したようなエリスの順応性も、良かったです。
普通のアニメならありえないようなずば抜けた順応性も、ゲームのプレイの参考という意味ではとてもためになるのでは。
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『メガラニカ』という土地の胡散臭さも、ゲームの雰囲気にぴったりです。
世の中には、『アトランティス大陸』を超えるトンでもない伝承の地があったのですね(初耳)。
『世界の危機がてんこ盛り』状態も、原作者の趣味を反映していて笑いました。
『ダブルクロス』や『異能使い』でも、いつも世界の危機でしたもんね(笑)。
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『見た目は子供だが、ほんとはかなりのおばはんだぞ』
アンゼロットの前世を知っている(『超女王様伝説』の元読者)にはツボに入る一言でした(爆笑)。
前に守護していた世界での、彼女の『非常識&ハタ迷惑』っぷりといったらすさまじかったですから。そして、かなりの長寿でもありましたっけ。
性格も(前よりは猫を被るようになりましたが)変わっていませんよね。
なんで、アンゼロットのような『人格に難のある女神』が守護者になったのだろうか…(遠い目)。
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ギャグとノリと、壮大さと悲劇性。
それらが入り混じったものが原作者『きくたけ』節。
それをどこまで再現してくださるのか、楽しみです。
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かくて凍てついた伝承の地へ、伝説の紡ぎ手達は降り立つ。