カテゴリ:その他、芝居(ドラマ・映画・舞台)
命が紡がれ、人が生まれていく奇跡。
その奇跡をつなげる為の、儀式なのだ。 テーマソングがカラオケの十八番の一つ(もう一つが『夜霧のハウスマヌカン』)だったことに少し驚いた管理人です。 これって、今の春乃の心境にぴったり重なりますね。 ……やっぱりこのシニカルだけど強い歌詞が好きだなぁ(をひっ)。 ◆ 邦之の視点 人とのつながることについて、周りからきちんと教えられている邦之。 その彼だからこそ、『婚活でのたった二分間の会話』に疑問を持ち、それをぶつけることができるんですね。 そんな彼の視線は、『婚活』について知らない視聴者の視点でもあります。 彼だからこそ、物語を追い掛けるのがすごく楽しいです。 ◆ 暖かな下町の香り 『婚活』という略称だけを聞くと、どことなく事務的で、人間関係が薄い感じがしますよね。 だけどその感じを上手く中和するのが、邦之の生まれ育った下町と幼馴染の人達の存在です。 肝心なところで運が無かったりする邦之が、淡白ながらもまっすぐに育ったのは、周りの温かさ故でしょうね。 しっかりぶつかったりせず、ついつい流されてしまうのは悪いところだけれど。 そんなあったかい人たちに囲まれているからこそ、この展開があるのかもしれませんね。 ところで、小日向さんの姿に癒された自分はかなりの『トライアングル』後遺症者だと思う(をひ)。 ◆ 外堀、内堀、一気に埋めて 今回のドラマの主眼である『草食男子が婚活』というシチュエーションに行くために。 まぁ一気に畳みかけたなぁ、と思います。 そのために社会問題を『これでもか!』と絡めるところに、スタッフの自暴自棄とも言える勢いを感じますね。 世界恐慌に、少子化対策……『婚活』事態が社会現象の一つですから、やるならとことん、ってところでしょうか。 そしてその勢いのまま、外堀(『就職と引き換えに結婚予定と嘘を吐く』)を埋め。 そして内堀(『結婚予定』という嘘が独り歩き)まで埋めて。 その無茶な展開と勢いに惚れそうです。 ◆ 喧嘩は待て 今回、インパクトがあったのは釈さん演じる村瀬 優子。 『人生をかけている』という気持ちはすごく良く分かるのですが、それをわざわざ相手を捕まえてまで喧嘩を売りに行くのはどうかと。 いらいらするのは分かりますが、それって相手が見つからないことについての奴当たりでは(滝汗)。
結婚とは、命をつなぐ奇跡のためにあるのだと。 『自分がこの世に生を受けた』その奇跡を、次に分け与えるために結婚するのだと。 父親の言葉に、すごくドキッとしました。 邦之のように、その言葉を静粛に受け止めて人生観まで変えてしまう人がどれほどいるのかは分からないけれど。 もともと、結婚とはそのためにあるのだと。改めて感じました。 中居君ドラマでこんなに気楽に見れるのは久しぶりですね。 テレビ朝日のドラマで馴染みのある橋爪さん(『京都迷宮』シリーズって、時間があるとついつい見ちゃうんですよね)と中居君が並んでいる光景のも、すごく不思議で楽しい。 ……やっぱり、等身大キャラの中居君の演技にも飢えていたな、自分(汗)。 さて、これからどうなるのか、楽しみです。 そして彼は、結婚に向き合い始める。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/04/25 09:22:34 PM
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