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カテゴリ:ゴルフ
昨夜から風が急に強くなって一晩中ピューピューと吹き続き
今朝になっても収まりません。こんな日にプレーすると風の ことだけで神経をすり減らしてしまいますね。台湾や沖縄で は日常的に風が強いということで、台湾出身ゴルファーが低 い球を操り距離感を合わせてくるのは、いつもやってること でさほど難しくないのでしょう。 ふとニクラウスのレッスン書を見て、風対策について考えよ うと思いました。真っ先に書いてあるのが【忍耐が必要だ】 という文字・・・セント・アンドリュースでの全英オープン 2勝の実績を持つ帝王ですから、風に関しては沢山の引き出 しもあるはずですね。高い球でオーガスタを攻めるかと思え ば低い球をコントロールしてリンクスを制する・・・マスタ ーズ3勝、全英3勝のファルドも出球の角度のコントロール が秀逸でした。 近頃は天気予報も正確になって、一日のおおまかな風の向き もわかるようになったので、ラウンド前にコースレイアウト 図に風の向きを書き込んで上空の風を読むということはよく 耳にします。ティーグラウンドで芝を一つまみして風のテス トをするだけでは上空の風を読むには不十分ですし・・・ア メリカのツアーで活躍している今田プロは鳥の飛び方を見て 上空の風を読む、と以前雑誌で語っていました。 向かい風に対しては、大き目のクラブでゆったり掃くように 打つのが基本でしょうが、少しでも距離を稼ごうとリキんで 打つと打ち込むようなスウィングになって逆にスピン量が増 えて吹き上がるなんてことになりますね。 ニクラウス曰く、『風はゴルフのもっともきついハザードで すが、同時に征服するともっとも満足出来るものでもありま す。そうするためには、忍耐力、自制力、状況に適応した色 々なスペシャルショットを考え、作り出す能力が要求されま す』風の日のプレーは技術とメンタルの両方が試されるとい うことですね。 【今日の一言】 最初は人が習慣を作り、それから習慣が人を作る。 by ドライデン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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