065492 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

今日のヘンな人

今日のヘンな人

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

gomagoma0205

gomagoma0205

カテゴリ

フリーページ

2004年07月29日
XML
カテゴリ:妄想系
 山本鈴美香が巫女さんになってしまったことを、私はやはり中学生くらいの時に知った。従姉は彼女のファンだったから、巫女としての活動をしながら漫画家としても復帰した時の、女性週刊誌の連載マンガも、ちゃんと保存してあった。

 「エースをねらえ!」でも、何となく宗教がかったことを言っていたし、「白蘭青風」とか言うマンガでも、確か、巫女さんだか何だかが、テーマになっていたと思う。が、その女性誌の連載は、巫女さんとして描いているだけに、モロに霊能者っぽかった。森光子とか小泉今日子といった芸能人をネタに、あの人は、天との結びつきが強くてエネルギーに満ちているから、いつまでも若々しいとか、顔のこれこれの部分を直さないと、人気が落ちるといった、「霊能診断」のようなことをマンガにしていたのだった。

 「うへー」と思ったのは、誌面で石を販売していたことだ。連載の中に「自分の所では飲料水の中に、ある石を入れている。父がどことかの偉い人から、人物を見込まれて(また家族自慢かよ)分けて貰えた貴重なもので、その石を入れた水を飲むと健康に良い。事実、自分のアシスタントたちは、その水を飲んでいるから、皆一様に肌が美しくなったうんぬん」という宣伝(?)の回があった。そして次号とか次々号あたりで、「お問い合わせ、ご要望が多かったので、その石をおわけします」というようなことになったのだ。

 マンガのコマの下に連絡先が書いてあって、少人数になら分けてあげられる、というような話だったから、その週刊誌が発売された当時、従姉はそれを頼もうとしたらしい。だが、現実主義の叔母に止められたそうだ(かなり高価だったことが原因で)。

 「7つの黄金郷」でもそうだし、「エースをねらえ!」もそうだし、「白蘭青風」もそうだが(そしてたぶん、彼女の他のマンガもそうなのだろうが)、山本鈴美香という人は、一人の才能ある女性が、大勢のかっこいー男性から大切に大切に守られる、というビジョンが大好きなようだ。

 「7つの黄金郷」では双子の妹の方の立場がそうだし、「エース~」は岡ひろみがそうだし、「白蘭青風」は内容を良く覚えていないが、すごい力を持ちながら、悲劇的な死に方をした巫女さんの生まれ変わりである女性(確かそんな話だった)がモテまくるというような話だった気がする。そして山本鈴美香は、その「大切にされる類い希な女性」に、自己投影していた、もしくはしているのではないか?

 「消えた漫画家--アッパー系の巻」という本に、山本鈴美香のことが出てくるらしいが、それによれば、彼女は実家(例の「人物を見込まれた父」)からお金を出してもらい、新興宗教を設立したのだそうで、「私は巫女だああああ」と、名乗っちゃっただけのこと。別に、巫女になるための修行をしたワケではないようだ。

 で、彼女の元からアシスタントさんたちが、次々に逃亡したりもしたらしい。マンガを描いていて残業すると、残業手当が出るどころか、「時間内に済まなかった」という理由で、「人物を見込まれた父」から損害賠償のようなものを、請求されるのが常だったため、という話だ。何日も徹夜でへろへろになっているのに、何十万寄こせ、とか言われたら、そりゃみんな逃げるよねぇ。

 彼女の父は、彼女をスバラシイ存在として、神のように、お姫様のように奉って、娘に対して(少なくとも周囲の目のあるときには)敬語を用いたりもしていたようだが、彼女は結局その後病気になって、巫女活動もやめてしまったようだ。最近また、不思議系雑誌でマンガを描き始めたという噂もあるが、どんな内容なのだろうか。


 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年07月30日 00時24分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[妄想系] カテゴリの最新記事


カレンダー

コメント新着

gomagoma0205@ Re[1]:バカ VS. 精神異常の方(04/01) れんげさんさま! 早速の書き込みあり…
れんげ@ Re:バカ VS. 精神異常の方(04/01) ごまちゃん、お久しぶり~♪ 復帰したのね…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…

© Rakuten Group, Inc.
X