カテゴリ:勘違い系
この前、「目を見ない方々と私」で、人の目を見ようとしない、変な人たちの話を書いたが、最近、あまりにもじいいいっと、こちらの目を注視してくる人に出会った。「なんか、アメリカ人みたいな感じだなー」と思ったら、案の定、アメリカからの帰国子女だった。
ところがどうも、この男性もウリ系勘違い派の子女らしい。彼がアメリカにいたのも、小学校に修学する以前の1年くらいのことらしいのだ。 彼はその他の部分でも、非常にアメリカ人的な振る舞いをする。たとえば、何かと肩をすくめたりと、身振りがでかい。また、目上の人に対して、敬語となれなれしいタメ口のようなものを、織り交ぜて会話するクセもある。ま、そのコンビネーションが、失礼にならないギリギリの線、そしてそこはかとない、お茶目な雰囲気を醸し出すギリギリの線をねらっているクサイので、上司からの受けは良いようなのだが、私はどーも作為を感じてしまって好きになれない。 だいたい、その程度の年齢で、短期間アメリカ暮らしをしていたからと言って、アメリカ人的な振る舞いが身に付いて今日に至っているはずがない。帰国後、彼自身か、両親かは知らないが、彼のアメリカナイズされた部分を保持させ、強調させようとした誰かが存在したはずだ。私がにらむには、それは、彼その人ではないかと思っている。 とは言うものの、現在の彼は英語は大の苦手。アメリカ人もあんまり好きではないそうだ。 裏読みばかりする私は、「アメリカ人は好きではない」という言い方をすることによって、自分のアメリカ的な素養を際だたせようと目論んでいるのでは、と意地悪な目で彼を見ているのだった。彼は目と目をじーっとあわせて、「威嚇」してくるけど、私も心の目で威嚇してんのよ。知らないでしょ。ははははは(ちょっと負け惜しみ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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