西王母
西王母 というお謡は、ありがたや・・・ で始まります。お謡で、最初からありがたや・・・というのは他には見当たりません。最初の詞章を記してみます。ありがたや 三皇五帝(さんこうごてい)の昔より 今この御世(みよ)に至るまでかかる聖主(せいしゅ)のためしはなしその御威光(おんにこう)は日のごとく その御心(みこころ)は海のごとくに豊かにひろき御恵(おんめぐ)み 天に輝き(かかやき)地に満ちて一字一音ずつ、ゆっくりと、声を出します。高さは、その人によって出しやすい音で最初の音を決めて下さい。西王母のお謡を謡うことにより、自分の心がまず安らぎます。そして、祈り心、ありがとうの感謝の気持ちが、きっとその人に届くことでしょう。争い事があった時にも、恐れたり対抗する気持ちを起こす事なく、平和な世界を願う気持ちをこめて謡いましょう。