テーマ:楽天レシピ(150081)
カテゴリ:料理
こんにちは。 ようやく涼しくなってきて、料理への意欲も復活してきた今日この頃。 レシピ本やレシピサイトを見ていて、ふと作りたくなったのが、『鶏ハム(サラダチキン)』です。 毎朝、「ゆで卵」に「ウインナー」が定番の我が家。 長年食べ続けている、お決まりのメニュー。 ですが、添加物の多い加工食品を少しずつ減らしていきたいと思い続けてきました。 コストコで、月イチで大量買いし冷凍しているウインナー。(夫婦で好みが違うので、2種類を常備しています) とあるテレビ番組で、健康に害がないのは “1日 1.5本 ”と知り、守りつづけてはいるものの。。 やはり添加物には変わりありません。。 なにか変えなければと思いつつも、仕事に追われる毎日。 たまに青汁や健康茶を飲むくらいで、とりあえず何となくやり過ごしてきました。 しかし、転職による生活リズムの変化をきっかけに「これではいけない」と心機一転!! 重い腰を上げてチャレンジしてみることにしました とはいえ、もともと料理が得意ではない上に、可能な限り生肉を触りたくない私。。笑 購入するのは、いつも冷凍肉ばかり。 そんなことで、“初心者にも簡単” かつ “生肉をさわる工程が極力少ないもの” を前提にレシピ探しを開始。 途中、さらに “調味料が少ない(できれば砂糖なし)” かつ “日持ちする” という勝手な要望を追加した結果。。笑 結局、見つけた2つのレシピをかけ合わせて、我流でアレンジすることにしました ということで、さっそく買い物へ。 味付けのバリエーションを増やすべく、新たに調味料を買い直しました。 そして、久々の「生肉」を購入。。笑 成功する気がしない私は、格安鶏むね肉1枚だけ。。 今回私が作った鶏ハム(サラダチキン)レシピをご紹介したいと思います。 あくまで私の素人レシピなので、軽く読み流していただけると幸いです。 **レシピ(我流アレンジ)** 【材料】 ・鶏むね肉 1枚 ・塩麴 大さじ1 ・柚子胡椒 大さじ1/2 ・ジップロック 1枚 【作り方】 ①鶏肉の下処理 参考にさせていただいたレシピでは、切る必要はなかったのですが。 1枚が結構大きかったので、火の通りも考え、皮を取り除いた後に、縦に2つに切り分けます。 ②下味をつける 鶏肉の両面を、フォークでまんべんなく刺して、味を染みやすくします。 ジップロックに、計量した塩麴・柚子胡椒を直接入れ、よく混ぜ溶かします。 (柚子胡椒を、気持ち多めに入れました) 鶏肉を入れて封をして、調味料を揉み込み、よく馴染ませます。 そして、そのまま冷蔵庫で数時間、寝かせます。 ③火を通す その後、鍋にお湯を沸かし、沸騰したら一度火を止めます。 そして、ジップロックごとお湯の中に投入します。 再び火をつけ、お湯がグツグツしない程度の弱火で5分ほど茹でます。 鶏肉に火が通って、全体的に色が白くなっているのを確認したら、火を止めて蓋をし(ジップロックの一部を蓋に引っ掛けて)、1時間以上放置します。 (※鶏肉がまだ赤ければ、茹で時間を延長。) ④熱をとる 1時間後、湯から取り出して、そのままジップロックごと自然に冷まします。 食べる直前に、ジップロックから取り出して、お好みのサイズに切り分けます。 すぐに食べない分は、冷蔵庫で保管。(5日ほど保存可) 途中、いろんな失敗や教訓がありましたが、とりあえず完成したのがこちらです。 見た感じ、パサついているようにも見えますが。。 実際に食べてみると、とてもやわらかく、柚子胡椒もきいて大人味。 失敗を前提に作ったにも関わらず、予想外に美味しかったです 夕食に出来立てを食べましたが、大きめの鶏肉だったせいか。2人で1/2本でちょうどでした。 朝食用に作るなら、鶏むね肉1枚で2~3日分(2人分)はありそうな量でした。 こんなふうに書いていると、一見成功したかに見えますが。。。 手順は簡単でも、実は完成するまで 失敗&苦戦ばかり。。 反省がてら、書き出していきたいと思います。 なによりも大きな失敗は、「お鍋」と「ジップロック」のサイズを間違えたこと。 ティファールの22㎝鍋を使用しましたが、これでは小さすぎました。 鍋が大きい&ジップロックも大きいのWパンチで、鍋の側面・縁にジップロックが触れると、耐熱上限100℃を超えて変形したり破けたりします。 さらに、調味料が無駄に広く広がりお肉に触れない状態に。。 ジップロックが破れないように、そして味が染みるようにと、完成までまったく目が離せませんでした。。 ものすごく神経を使いましたは、それでもやはり完成間際に油断してしまい、一部ジップロックが破れてしまいました。。 これなら、ジップロックではなく「ポリ袋」を使ったこちらのレシピで作ればよかった。。と激しく後悔しました。。 もしジップロックを使うなら。。 鶏肉がぴったり収まるくらいの小さめサイズをおすすめします。 そして、お鍋が小さい=お湯が少ない=冷めやすいという悪循環が起きてしまいます。。 鶏ハムは、お湯の余熱で内部までじっくり火を通すレシピがほとんど。 なので、「ルクルーゼ」や「ストウブ」のような、保温性が高く大きなお鍋、もしくは温度管理しやすい炊飯器など使うべきでした。。 さらに、途中お肉の火の通り具合を見ていると、レシピより火が通るのに時間がかかっている気が。。。 よく考えると、味付けのために調味料を染み込ませる間は冷蔵庫に保存していた私。 そのあと、冷蔵庫から出してすぐに火を通したので、鶏肉の温度が低くなり火が通りにくい状況になっていました。。 鶏肉は 火を通す前に常温に戻しておく べきでした。。 今回の鶏ハム(サラダチキン)作り。 自分で思うだけでも、こんなに反省点がありました。 【反省点】 ●お鍋のサイズは、大きいものを ●お鍋は素材は、保温性に優れた冷めにくいものを ●お湯はたっぷり大量に ●ジップロックのサイズは、最小のものを ●鶏肉は火が通りやすいよう、観音開きなどにして薄めに ●味を染み込ませる間、涼しい時期なら常温で (冷蔵庫保管した場合は、火を通す前に常温に戻す) ●お湯の温度は、面倒でもしっかり計る(70~80℃にキープ)。 よく見かける鶏ハムのレシピの大半は 一度沸騰させたお湯にジップロック入りの鶏肉を入れ、数分弱火で茹でて、その後放置する というものです。 これは、低温調理で柔らかく仕上げるため。 しかし、失敗をすると中まで火が通らず 食中毒 になる危険性もあります。 一番心配なのは、サルモネラ菌。 感染すると、下痢、嘔吐、発熱などの症状が1週間ほど続きます。 しかし、サルモネラ菌は熱に弱い食中毒菌なので、60℃で2時間加熱することにより、鶏ハムの内部温度も十分に加熱されるため安心して食べることが出来ます。 簡単な作り方に見えますが。。 注意点を正しく理解して作らないと、危険もあるということを頭に入れておかなければなりません。。 お湯の温度管理が難しければ、一度 70~80℃の状態にしたお湯とジップロックを、そのまま炊飯器に入れ、保温機能を使って火を通すというレシピもありました。 機械におまかせなら、失敗の可能性はずっと低くなりそうですね ちなみに、最近では「サラダチキンメーカー」なるものも発売されましたよね チキンだけでなく、なんと魚なども調理出来る優れもの 意外とお手頃価格で、かなり気になっています。※2020.5.10追記 作る工程さえ「これ!!」というものがひとつ決まれば、原材料は安く手に入るものばかり。 正しい知識を押さえて、極力簡単なレシピで長続きできる方法を見つけ、賢く健康な食生活を送っていきたい。 そう強く思った、学びの多い『鶏ハム(サラダチキン)』作りでした 最後に余談ですが。。 「鶏ハム」と「サラダチキン」の違い せっかく調べたので備忘録に書き留めます。 もしよろしければ、読んでみて下さい 『鶏ハム』にはちゃんと定義があり、ウィキペディア(Wikipedia)にもこう記載があります。 ~鶏ハム(鳥はむ)とは~ ※ウィキペディア(Wikipedia)より 鳥はむ(とりはむ)とは、ハム状の食感を持つ鶏肉料理。 鳥胸肉を使い、燻製の手順を踏まないなど、一般的なハムとは材料や調理法が大きく異なる。 「2ちゃんねる」の利用者により考案された。 食感は名前通り、ハムによく似ている。 良質なたんぱく質が多く含まれており、皮を取るとさらに低脂肪。 安い胸肉をいかにおいしく食べるかを目的に実験を重ね工夫されたもので、材料費も安価。 一方、『サラダチキン』もウィキペディア(Wikipedia)に記載がありますが、かなりザックリです。 ~サラダチキンとは~ ※ウィキペディア(Wikipedia)より サラダチキンとは、鶏の胸肉などを蒸して薄く味付けした食べ物である。 岩手県大船渡市の食品加工会社「アマタケ」が、サンドイッチ具材用に開発したハーブ風味の鶏胸肉加工品を2001年に「サラダチキン」として初めて商品化し、スーパーマーケットで販売。 当初は皮付きで販売していたが、2014年に皮を取る改良を施し、カロリーを大幅に減らしたことでブレイクした。 長々とお読みいただき、ありがとうございます。 一個人の失敗談ですが、どなたかのお役に立てれば嬉しいです。 どうか皆様の鶏ハムづくりが楽しく有意義なものになりますように お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.27 16:05:17
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