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元・経営コンサルタントの投資日記

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2008/08/06
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5日の日経夕刊7面で、「北京オリンピックの株価への効果の波及は限定的」 という記事について。

こんな感じのグラフがあった。

 

松下、JAL、.png

6752:松下電器産業

9205:JAL

8111:ゴールドウイン(GW)

 

松下は薄型TVのヒットがあり、ゴールドウインは英国スピード社の水着の販売代理の座を射止めた、JALはオリンピック需要があったにもかかわらず、中国旅行者が前年割れだという。

松下などは、あれだけ薄型TVがフィーバーしても株価への効果が限定的なことを述べている。

また、GWは当然だといった調子。

 

しかし、大新聞の記事としては、ちょっと短略的じゃないか?

私なら、こうする。特に松下電器産業。

N225込.png

まず、日経平均との比較で評価するだろう。3月27日から日経平均は行ったり来たりのようだ。

世界的な再編劇が話題となっている航空業界。原油高を規模のメリットと重複路線の削減などで乗り切ろうと世界中の航空会社が合併談義をしている。そういった中で、高コスト体質で国策的な資本政策がまかり通った、再建途上のJAL株が日経平均と沈むのは仕方ない側面がある。

 

一方の松下電器産業。

松下電器機器平均比.png

SEC3650は、東証33業種、電気機器平均で、日経平均、電機株平均との比較である。7月になって俄然松下電産がアウトパフォームしている。1Q決算がソニーと対照的に好調だったり、東芝が半導体で沈んだりしたのを尻目に、日立とともに「勝ち組」となった効果とそれには、やはり薄型TVが好調だったことがあった、即ち、五輪効果も見られるのではないだろうか?(電機平均といってもこの4社が総額の半分ぐらい占めているんじゃないか?)

だいたい、この相場の中で日経平均比較でプラスを維持していることは結構すごい。特に時価総額5兆7千億もある企業で出来高も多いし、オリンピックで儲かっても、アメリカで 「何とかマック」 がどうした、とか言う記事が出れば松下株は売られてしまう運命にある一方、時価総額300億円に満たないGWを比較して論じることが比較対象として釣り合っていない。

 

こういうのならわかる。

GWとミズノ.png

8022:ミズノ

ミズノとGWだ。ミズノも時価総額が900億円近いので、かなり差があるが、6月上旬の水泳連盟の「英断」以降、ドカッと差が付いている。これを五輪効果(スピード効果)といわずなんと言おう。

もっとも4月ごろからGWの株が化けると考えて持っていた人がどれだけいるのかは懐疑的ですが・・・。

しかし、この株には、「五輪本番」という爆発可能な瞬間が残っている(五輪後が怖いが)。

 

GW株への注目が一時的である可能性は残念ながら高い。松下株は正念場だろう。経営陣は社名を変えてまで、サムスンを追撃しようとしている。もちろん五輪商戦は大いに期待しているだろうが、もっと先を見据えた経営をしている。しかし、経営陣では左右しきれない指標銘柄の宿命もあるが、業績は一時的な減益局面はあるが、いろいろ話を聞く限り、かなり経営陣には危機感があって、今度は期待できそうな気がするのですが・・・。

 






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Last updated  2008/08/06 01:11:26 AM
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