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元・経営コンサルタントの投資日記

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2011/09/17
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カテゴリ:政治
 

当ブログのスウェーデンシリーズ第三弾?

普段アメリカ企業の話が多い当ブログでは珍しく?スウェーデンネタが続きます。投資の話ではありませんが・・・。

楽天ブックスのアフリエイトが無いので、アマゾンのリンクを貼っておきます。

「日本はスウェーデンになるべきか」高岡 望著 PHP新書

 

著者の高岡氏は現在、ストックホルム在住のスウェーデン公使の外交官で、英国留学、アメリカ、エジプト、イタリア等外交官生活で各国を渡り歩いていらっしゃいます。

 

日本ではスウェーデンの社会保障が(特に民主党政権は)評価されていますが、そうした制度を取り入れるに当たって、スウェーデン人の本質をよく知って、本当に日本にマッチするのかどうかよく考えよ、という問いを投げかけています。

外交官として、スウェーデン人の社会、歴史、文化、経済など様々な視点から考察されていますが、筆者自身、国際経験が豊かなので、分析にも説得力があるように思います。

 

そういったスウェーデン人の本質というものを著者は

 

  1. 自立した強い個人
  2. 規則に基づく組織力
  3. 透明性
  4. 連帯

 

と区分されています。

 

このなかで「規則に基づく組織力」というのは一見、日本にも通用しそうな項目ですが、スウェーデンでは、根っこが違います。

日本の場合は、集団生活の中でどちらかといえば、でしゃばらないような全体調和に価値観がおかれていると筆者は述べています。阿吽の呼吸を読め、ということも言われます。

スウェーデンの場合は、阿吽の呼吸などないので、あらかじめルールを決めておかなければばらばらになってしまうというが根源のようです。

 

洗濯機の話はちょっと驚きました。アパートでは洗濯が共同利用となっているらしい。しかし、その使用時間が1ヶ月前から予約制になっていて、決まった時間割のところにあらかじめ予約して、その予約時間を勝手に移動されないように鍵がかけられるという。そこまでやるか、と思いました。

 

あまり普段注目していない国のことを詳しく知ると、興味深いと同時に、いまさら日本がまねできない部分も多い(多分日本が、スウェーデンやデンマークから学ぼうと思えば、現在の画一的な人間を育てるのに適した教育制度から変えないといけない)と感じます。

 

自立した強い個人、という本質はそもそも、自分で出来ることは出来るだけ自分で行うことに価値観を持つようなしつけを植えつけられているからで、他人への依存度が小さいことをいっています(国土が広い割に人口が少ないことも由来)。

 

日本では政治への不信感 (従来は汚職や族議員等の自己の利益のためだけに政治家が動く、という印象が強かったが、最近では政治家自身の業務遂行能力の低さ、政策等の専門性の低さが露呈して、頼りにならないという印象) から自己防衛に走っていくような感じで自立心が養われようとしています・・・。

 

雨降って地固まる、となればそれはそれでよいかもしれませんが・・・。

 

制度だけ取り入れても機能しないと思いますが、スウェーデンはかなり理解できたと思います。 

毎度同じ感想ですが、国民一人一人が本気にならないといけない、日本人は危機意識が必要と思いました。

 

(なお、誤解されると困りますが、ラテン系といっても本家イタリアは非常に組織的に物事を運ぶ国でもある。たとえば、「すべての道はローマに通じる」 とローマ帝国は道路整備を行いましたが、この道路は道幅や何キロで休憩地点を作るとか、すべて緻密な計算の上で成り立っています。サッカーやバレーボールでも、非常に組織立ったプレーを実行して、「規則に基づく組織力」を持つ一面もある)

 

 







Last updated  2011/09/17 10:53:12 AM
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