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元・経営コンサルタントの投資日記

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2011/10/25
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相場の下がり目とキャッシュポジションの関係などタイミングが合わないなあと思っていると、S&P500はすでに先月末から10%ぐらいあがっていると思います。

 

ある程度予想していたこととはいえ(そのために夏場に仕込んだ)、あれこれ投資アイディアがあったのにという気もします。

 

あがっているときは機嫌よく眺めていよう。多分11月半ばにもう一回チャンスがあるだろう。

 

投資作業は休んでいますが、毎期この時期は決算レポートや電話会議の議事録読みに時間を費やされますので、実は休んでいるというわけでもない。How are they? をとりあえずチェックするホームワークがあります。

 

先週発表されたポートフォリオ企業の決算

 

IBM:

パターンですが、前月にオラクルやアクセンチュアという類似企業の決算があり、おおむね決算内容がよいので当社株もツレ高となって、本番決算は完璧な内容でなければ利益確定になるということの繰り返し。今回もそうでした。まずまずの内容で▲4%でした。

しかし、相変わらず International Cash Machine ぶりを発揮。ガンガン自社株買いを継続中。自社株買いでEPSが3~4%アップします。

株価はフェアバリュー並みかな? 個人的にはBullish!オラクルもBullish

 

ジョンソンエンドジョンソン

まあ、美人コンテストのような会社ですね。みんなが美人と思っているから美人に見える、相次ぐスキャンダルにもかかわらず今の株価でいられるのは。

医薬品事業は好調。医療機器部門は厳しい。消費者部門はこれから昨年のリコールで一時販売中止していた商品が戻るので、最悪期を脱する、という感じ。ちょっとBullish。株価がもう少し下がればという感じ。

 

アボットラボラトリーズ

前回の記事で書いたとおり、決算そのものより会社分割の行方で話題が持ちきり。15億ドルも支払ってFDAと和解するという不透明な内容が吹っ飛んだ。

存続会社のMedical Device Companyの売上高の成長性はまだ持続可能だろう。スピンオフをにらんで少し買い増ししてもよいなあ。

 

フィリップモリスインターナショナル

私の投資先ではIBMと並んでツートップの一角。今年はホームランの年。先日20%の増配を発表したばかり。株価はYTDで19%も上昇しています(10/24現在)

なお、当社はアメリカと中国を除き、世界各国にたばこ(マールボロが中心)を売っているので、タバコを通じて世界経済を垣間見れます。

トルコやウクライナといった新興国でもたばこ販売数量の底打ち感があります。

面白いことにお騒がせユーロ圏で、ドイツはYTDで+1.2%、フランスは+4.0%、イタリアは-1.0%と出荷数量が堅調なのです(先進国は禁煙が進んで、普通-2から-3%の出荷減になる)。イライラが募って、ストレスがたまったからかなあ?景気が思ったほど悪くないのではないだろうか?

 

また、アルジェリア、サウジアラビアといった中近東の国(アラブの国ってたばこを吸っている人多そう)でも目覚しくシェアを伸ばしています。この辺の国は人口ピラミッドもよい形をしているはず。

 

そして、ここ日本では快進撃を見せています。従来日本でのフィリップモリスのシェアは24~25%が相場でした。しかし、震災でJTの工場がストップしたときに代替で当社が出荷したのを期に、シェアアップになっているようです。コンビにではシェア30%を超えているそうです。

 

オーストラリアで端を発したプレーンパッケージ(すべてのたばこを同じようなハコに入れることで薬のように見える)騒動がリスクファクターとしてありますが、今期業績は絶好調です。来期の成長率が下がるのは仕方ないだろう。

この会社も2008年にアルトリアからスピンオフしていますが、3年で発行済み株式総数の18%を買い戻しているそうです。PBRは57倍です。株価はそれなりの評価がありますが、売る気なんて全然ありません。むしろ、そのうちスクイーズアウト?されてしまいそうです。

 

AT&T

iPhoneの新型が5日で100万台予約を受けたとかで話題となりました。決算は堅実でした(そういうビジネスモデルなのですが)。ビジネス顧客の売り上げが回復基調に乗りそうで、ちょっと光が見えそうです。

ドイツテレコムの買収に「待った」がかかっていますが、株主としては違約金等で60億ドルの支出がないような形の決着なら事実上の勝利といえます。業績よりもそっちに目が行きます。株価はまあまあ割安でBullishです。M&Aがらみで不利な見解が出て株価が崩れればGOしたいです。

 

会社の言い分だけを聞いていると、どれもばら色の会社に見えてしまうので、ちょっと間をおいて数字を見直すというのは重要な気がします。

 

上記4社はいずれも、キャッシュフローが非常に潤沢で、いずれもキャッシュマシーンといってよい安定感のある会社です。しかし、IBMの受注残が伸び悩んだり、JNJの高額な整形外科用の医療機器の売り上げが伸び悩んだりしているのを見ると、先進国はイマイチな感じがします。

一方、アボットのジェネリック薬、インドネシア、トルコ、アルジェリアのたばこの売り上げなどBRICS以外の新興国は盛り返しつつあるようにも見えました。

景気と関係なくスマートフォンパワーはすごいですね。

 

5社の結果はこんなところ。10月中は株価が高そうなので、休むも相場かな。






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Last updated  2011/10/25 01:12:41 AM
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