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元・経営コンサルタントの投資日記

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ボクシング

2011/04/09
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カテゴリ:ボクシング
 

当初東京開催のこの興業、節電大臣のおかげでセリーグの開幕戦はナベツネでさえ折れてしまったため、急遽神戸開催となった(帝拳ジムの試合は原則日テレ)。

観客席にはこれまでのボクシングでは想像つかない数のスーツにネクタイのサラリーマンがいたように思った。

プロ野球と違い、観戦料が違う(多分1席1万円はすると思う)ため、観客を集めるのに苦労したのだろう。

 

しかし、出場したボクサーはほぼベストコンディションだったのではなかろうか。

 

粟生 対 グチェレス

帝拳ジムはこの粟生をデビュー当時から、スターとして育ててきて、早くから長谷川穂積などと一緒に練習させるなど英才教育の限りを尽くしてきた。かれは元々アマの高校チャンピオンで圧倒的な強さを誇っていた。

ただし、プロ転向後は、試合内容に物足りなさが目立ち、正直世界チャンピオンは難しいなあと思っていた。KOできるパンチ力がなければフェザー級で世界チャンピオンを取るのは無理というのが相場(「がんばれ元気」と同じクラスですね。今回は1階級上でしたが)。

あまり期待しないでいたところ、ライバルだった日本人、榎選手(引退)に勝利し、一皮向け、一気に世界チャンピオンに。

前回はドイツのタイベルトという元オリンピックメダリストからダウンを奪い、今回のグチェレスにもボディーカウンターで一発KO(先日世界チャンピオンになった井岡のKOの再現のようなすごいパンチ)。

タイベルト、グチェレスというアマチュア出身の強豪(攻守にしっかりした技術をもつ)選手から、一瞬でダウンを奪うカウンターのよさは強力な武器。

元々ディフェンスは上手なので、今回のような積極的な仕掛けで行くと、得意のカウンターははまりやすいような気がした。ただし、パワー不足は否めないので、気後れせずに今後も戦って欲しい。ナイスファイトだったと思う。

 

西岡 対 ムニョス

アルゼンチン出身の選手というのは、とにかく試合数をこなしていて、パンチを思いっきり振り回すタイプが多いように思う。地理的に孤立しているので、あまり世界チャンピオンは多くないが、いったん世界チャンピオンになるとめっぽう強い選手を輩出する(カルロス・モンソンやサントス・ラシアルなど)。

ムニョス選手もあのパンチの勢いを9R まで持っていったというのはちょっとびっくり。アルゼンチン系の特徴かもしれない。

西岡は兵庫加古川市周辺の出身の選手で、地元はバンタム級時代以来ではないか? 若いころは生意気な口をたたき、そのくせ、世界タイトルに手がとどかなかった(ウイラポンに決定打を与えなかったが、自分も決定打を奪えなかった)など、強気な選手。

しかし、実際は慎重な試合運びが特徴。

私はこの選手は日本で生まれた世界チャンピオンでも歴代上位に入る名選手だと思っています。攻守のバランスがいい。渡辺二郎という逮捕されちゃった元世界チャンピオンがいましたが、全盛期の彼と試合すると面白そう。

順調にKO勝利を収めましたが、非力な選手だとムニョスの馬力に屈していたかもしれない。

西岡は次こそラスベガス挑戦を果たして欲しい。

 

長谷川 対 ゴンザレス

長谷川はバンタム級チャンピオンになった当初から、ランキング上位選手と意図的に戦ってきて、強い相手と戦いたいという気持ちが人一倍強い選手。

今回もその傾向があったのだろう。本来KOできる選手ではなかったが、バンタム級時代はそのパンチスピードがずば抜けていて、チャンピオンになったころからKO勝利が増えてきた。本人も自信がつき始めたころに、モンティエルにKO負け。

昨日の試合は、これからというときに一発KO負けはくいが残る。バンタム級時代では届かなかった距離からのパンチと思われ、体はフェザーではなかったのだ、ということがいえるだろう。

彼自身が進退に慎重な発言をしているが、私は復帰するのでは、と思うが、数試合ノンタイトルをこなしてから世界タイトルに再挑戦して欲しいような気がする。相手のゴンザレスも西岡に強烈なKO負けを食らってから、数試合調整して復帰してきたので万全を期すような感じが望まれる。

 

西岡がモンティエルとの試合に意欲を見せていますが、この4人の関係は

 

ゴンザレス ○ モンティエル

西岡    ○ ゴンザレス

モンティエル○ 長谷川

ゴンザレス ○ 長谷川

 

となっていますので、西岡有利の予想がされます。またモンティエルはドネアというフィリピン人に完璧にKO負けしています(モンティエルの商品価値が少し落ちている)。

長谷川がこの事実を一番よく理解しているでしょうから、内心はカムバックをしたいと思っているでしょう。

 

西岡は辰吉を引退に追いやったウィラポンに4度挑戦し、一度も世界タイトルを奪えませんでした。しかし、そこから這い上がって1階級上げて世界を獲得できました。

長谷川は、思いのほか、順調にそのウィラポンに勝利して世界タイトルを獲得し、順調に防衛を重ねました。

長谷川に西岡の慎重さがあればいいのになあ、と思いますが、うまくいかないものですね。しかし、不屈の精神と慎重な試合運びを同郷の西岡から学んで再起して欲しいものです。

長谷川が負けてしまったので、今回は西岡一人となってしまったが、ボクシングの世界チャンピオンというのはかつては、野暮い独身男性が世間を見返すツールだったようなところがあった(ガッツ石松なんて典型)。

辰吉や薬師寺時代から少し変わって、「プロボクサーの妻子」 というものがクローズアップされるようになり、長谷川や西岡の妻子もTVで有名になっていった。西岡の娘さんも大きくなって、抱っこがきつくなったかもしれない。

殴られたお父さんの近くに娘さんを持ってくるというシーンが違和感なく受け入れられるという不思議な時代になったものだ(西岡が強いからこそできることであるが)。

亀田一家といい、家族とボクシングというのが90年代ごろからの新たな潮流があるのかもしれない。 そのうち辰吉の子供(寿希也君、覚えているかな)が世界タイトル挑戦という日があるかもしれない。

 

最後に粟生は次が指名試合(ランキング1位の選手との試合)だと思います。真価が問われるでしょう。ぜひ乗り越えて欲しいものです。昨日の感じならいけそうな気がします。







Last updated  2011/04/09 02:00:49 PM
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2010/10/24
カテゴリ:ボクシング
WBC世界スーパーバンタム級チャンピオン、西岡利晃は挑戦者で同級1位のレンドール・ムンロー(英国)に3-0の判定勝ちを収めた。

ジャッジ3人共10ポイント差の圧勝だった。私の印象もほぼ全ラウンドで西岡が優勢に試合を進める圧勝で、文句なしだった。

 

戦前の挑戦者ムンローの評判は、突進しだすと止まらないパワーヒッターということだったが、戦績が22戦21勝1敗9KOというのは物足りないので、誇張されているのか?と思っていました。しかし、TV局はじめ、「最強挑戦者」といって宣伝していたので、多少不安はありました。

 

試合内容は、言うまでもなく、西岡のヒット・アンド・アウェイが冴えわたり、相手を全く寄せ付けなかった。

まるで往年のシュガー・レイ・レナードを髣髴させる戦いぶりで、全12ラウンド圧倒してしまいました。

 

私は3Rぐらいから、技術力の差が格段にあるので、西岡の勝利を確信するようになってしまいました。ただ、ただ、彼のフットワークと切れ味鋭いコンビネーションを堪能していました。

あのボディーブローは圧巻で、「西岡にボディーあり」と新たな一面を34歳になってもなお世界にアピールしたことでしょう。彼の「モンスターレフト」と異名をとる左ストレートパンチを警戒して顔面のガードを固めると、ものすごいボディーが飛んでくるので、相手は嫌でしょうね。

相手の状態を見て、自在に戦術を組み立てる西岡選手は今もっとも脂がのっているといっていいでしょう。

 

挑戦者は、パワーはあったようですが、西岡の技術に完封されていました。時折、反撃していましたが、西岡は途中から完全にパンチを見切っており、ムンローの反撃を余裕で交わしているように見えました。

挑戦者はまったく自分の持ち味を発揮できずに敗れてしまいましたが、それだけ西岡の出来が良かったとも言えそうです。

 

彼に託された日本ボクシング界の期待は単なる防衛ではなく、ぜひラスベガスでその実力を存分にアピールすることであり、ぜひ実現してほしい。実力があることはだれが見ても間違いない。天才的素質を持った若者が、挫折と努力でつかんだチャンピオンというストーリー性も面白い。

 

前座の試合でしたが、亀海選手という日本チャンピオンが試合をしていましたが、この選手もセンスの良さが光っていて、あと2から3年で世界チャンピオンを狙えるかもしれないと思った(試合の終わり方は、ちょっと胡散臭かったですが)。







Last updated  2010/10/24 10:43:21 PM
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2010/09/25
カテゴリ:ボクシング
 

結果は亀田大毅の3-0の判定勝ち。

116-112
117-112
118-110

判定は妥当な気がしましたが、スコアの差が最大8ポイントはつきすぎじゃないか?

それでも試合後の両者の顔を見たら、誰が勝利したかは一目瞭然。

 

しかし、大毅君(現WBA世界チャンピオン)、強くなったなあ。坂田選手はキャリアやこれまでの対戦相手などを考えると大毅より力は上だと思っていました。

坂田(元WBA世界チャンピオン)のキャリアは世界タイトルマッチも確か10回ぐらい戦っているはず。過去日本タイトルマッチでは内藤大助とも接戦だった。

また2人共、もともと協栄ジムの門下生で手の内もよく知っている。

 

ただし、最近は反射神経が少し衰え気味で、早い回にダウンをもらう試合が多く、世界チャンピオンから陥落した試合も、初回にダウンを奪われてノックアウトされている。

その坂田からチャンピオンを奪ったタイ人に大毅は勝利して世界チャンピオンになった。

 

つまりここ3年程度の2人の力関係は、

 

坂田   < タイ人

亀田大毅 > タイ人

ということは

亀田大毅 > 坂田

 

という三段論法が成立します。

 

ただし、大毅と坂田をよく知るボクシングファンは「坂田が勝つべき」という先入観も少しはあったかもしれない。この坂田選手、寡黙で、ひたすら手数を出して、後半追い上げ、相手にギャフンと言わせるタイプで、コツコツ型の選手である。

 

また、世界チャンピオンになったのも4回目の挑戦でやっとかなうなど苦労人。

さらに、フライ級で、同じ協栄ジムに後から入ってきて、一目スターになった亀田興毅と比較した場合、陰と陽のような感じとなって、「割を食った」ボクシング人生を歩んできていた。

 

そのひたむきさには、「頑張れよ」と声をかけるのに十分だった。

 

一方、亀田は亀田でも大毅となれば、試合後に歌を歌うなどの派手さでデビューし、結局内藤大助に叩きのめされ、試合態度が悪いといって、1年間謹慎処分を食らうなど、ボクシングファンの間では嫌われ者だった。

 

その彼が謹慎処分明けに世界タイトルを行ったら、全く見違える選手になっていたのは驚いた。その試合では僅差判定負けでタイトル奪取ならなかったが、再戦では見事勝利して、今日の坂田との防衛戦だった。

それでも、「あの大毅」というのはあったかもしれない。

 

試合は予想通り、坂田が前進し、亀田がカウンターで坂田の前進を食い止めるという展開でした。私は3ラウンドに大毅の左フックがカウンターでヒットした時、坂田がダウンするのでは、と思ったぐらいでしたが、そのピンチをはねのけ、中盤は良くて数も出て、坂田のラウンドが続いたように思いました。

 

ターニングポイントは9ラウンドでしたか? また大毅の連打が決まって、坂田の前進がやや止まった。その後、今度はパンチで出血して、左右両目を出血してしまった。ここからパンチが見えなかったのか、前半から飛ばしすぎたのか、やや失速し、逆に大毅の連打が決まり始めた。9R以降の4Rは明らかに大毅のラウンド。

 

坂田は出血が痛かったのと得意の後半やや勢いが落ちたのが誤算。

 

大毅はかなりきつい減量を行い、後半勝負型の坂田に後半打ち勝ったのは素晴らしい。

また、試合ではやや挑発気味でフットワークを駆使していたが、亀の子ガードで突進するだけで、非常にぎこちなかった過去の試合とは見違えるパンチの強弱がついていた。

1戦1戦強くなるとはよく言いますが、さらによくなっている。ジャブが早くてよかったんじゃないか。

試合後本人のコメントはスコアの内容ほどスカッとしていなかった。これは連打が出ずに、逆に相手の連打を浴びるシーンがあったことを反省しているのだろう。この反省があればまだ強くなれるように思った。ただ、最近KO勝ちが少ないのが気になる。坂田は打たれ弱い方なので、階級を上げるのならKO勝ちがほしかった。

 

もっとも厳しいことを言えば、長谷川や西岡といったワールドレベルの世界チャンピオンと比較した場合、まだ技術やキャリアは落ちる(たぶん本人も自覚があるだろう)ので、対戦相手がワールドクラスの選手の場合、今の技術やパンチ力では勝てない可能性がある。KO勝ちできるというのはパンチ力以外にも試合コントロールや技術も必要になる。

 

「男子三日会わざれば刮目して見よ。」という中国の言い伝えがあります。

三国志の呉の国、呂蒙(りょもう)という勇猛な武将がいました。君子の孫権は、呂蒙に先輩の周瑜(しゅうゆ)のような知勇兼備の武将になってほしいと願い、「武道だけでなく、勉強もしろ」とアドバイスしたようです。

その後呂蒙は、兵法を学び、あの関羽を負かし、一躍有名となりました。

その時呂蒙は「男子三日会わざれば刮目して見よ。」と言ったそうです。男子は3日合わないだけで成長するのだ、という意味です。

 

亀田、特に大毅を見ているとそんな感じがしました。3兄弟で一番ボクシングが下手だった彼が、結局一番地に足付いた階段を上っていますね。

 

一方、敗れた坂田選手はおそらく引退するでしょう。試合を見た限りでは、今坂田の持てる力はすべて発揮されたように思います。

もうちょっといい思いをさせてあげたい、そんな気にさせる 「いい男」 なのですが、今は過去の試合も含めてお疲れ様でした、と声をかけるだけにしておきましょう。

 







Last updated  2010/09/26 03:54:14 AM
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2010/03/28
カテゴリ:ボクシング
 

WBCフライ級タイトルマッチ、結果は2-0の判定で、挑戦者の暫定王者のポンサクレックの勝利。

私が見た感じでも、3~5ポイントポンサクレックの勝利。

試合の内容は前回の内藤戦の時の印象がそのまま出た感じ。

亀田-内藤 冷めたピザ 2009年11/29

 

このポンサクレックという選手は、とにかく前に出来てきて中間距離からパンチを打ち込み、相手を押し込んでいくタイプのボクシングであり、そんなことは亀田陣営でもわかっていたこと。

前回、内藤戦でも私は消極的な試合運びとパンチ力のなさを指摘していたが、今回はやはり、ポンサクレックの前進を止めきれなかった点が敗因となった。

 

要するに亀田に内藤戦から進歩がなかった点が敗因のすべてである。

ポンサクレック陣営は内藤戦をじっくり研究していたであろうから、ある程度想定の範囲内で試合運びが出来たということだろう。

ポンサクレックの方は、前進すると亀田が亀のように頭を前に出したガードをするため、バッティングのリスクを負ってしまう点、実際バッティングで減点されてしまった点、この減点がなくとも採点で有利な試合展開であったこと、などを勘案し、終盤はあまり無理をしていなかったような気がする。それでもカウンターで時折危険なパンチを浴びせていた。11ラウンドでは危ないシーンがあった。

 

亀田が進歩した点はパンチにある程度耐えられるようになったこと(ランダエダ戦と比較して)、バッティングで流血したこと(かませ犬相手では、そのように攻撃してくる選手は少ない)であるが、体つきがフライ級では厳しくなっているのに対し、パンチ力はフライ級でも世界レベルでやや物足りなくなっている点は将来に暗雲を残しそうに思った。

あの戦い方では、ある程度パンチ力がある前提でなければ、パンチを受けても構わないと思っている相手には、この試合のように馬力で押し込まれるだけだろう。

 

再起に対しては、つまらない消化試合をしても進歩しないので、これからは意味のある試合を重ねていくことが大事だと思う(相手選手がヤル気になってくれるような試合)。

 

親父さんの場外乱闘は論外ですね。これでセコンドライセンス復活を祈願するなんで、トラを檻から放つのと同じ意味です。

ポンサクレックに対しては、強い相手と戦わないなどその 「チャンピオンとしての価値」 を批判する日本人ボクシング関係者は多かった。確かに過去の防衛戦はそのような感じがする。

しかし、実際内藤がチャンピオンになった時に、同じように安易な日本人挑戦者を選んでお茶を濁していた(ポンサクレックと再戦をしたが)。

しかし、今回正規王者に返り咲いた、その執念は正当に評価されるべきであろう。10回以上も連続で防衛したチャンピオンが、過去に子供扱いした選手にきちっとコンディションを合わせて挑戦し、見事勝利した、ということが重要な意味を持ったし、内藤も刺激を受けたことでしょう。

 







Last updated  2010/03/28 02:11:43 PM
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2010/02/07
カテゴリ:ボクシング
 

亀田一家の次男、亀田大毅選手がWBAフライ級チャンピオンになりました。

WBCの内藤大助世界チャンピオン(当時)に挑戦して、ボロ負けして、戦いぶりが酷評されて謹慎処分になっていました。

その後再起して、昨年秋に今回と同じタイのデンカーセオン選手に挑戦し、もう少しで負けてしまいました。

今夜の試合はそのリターンマッチという位置づけでした。

戦前の予想は、デンカーセオン有利というものでしたが、チャンピオンはスタミナに難があるため、試合後半までもつれると大毅選手有利という声もありました。

 

今日の試合はTVで見ていましたが、大毅選手が勝利した、と客観的に思えるような戦いぶりでした。したがって勝敗は文句なしだと思います(この事実を受け入れるのには少し時間がかかったが、試合内容は確かに勝っていた)。

 

特に、過去に大毅選手の試合を見たときとは違い、身のこなしが軽く、最後まで良く動いていました。小刻みに動くと相手からするとパンチが当てにくく、動きが読めませんし、相手のパンチもよけやすくなります。

パンチの威力はなかったですが、結構的確にヒットさせていました。得意のボディーは効果的に相手のスタミナを消耗させていたようです。

 

兄、興毅とは違い、挑戦者らしく攻撃しているのがよかった。

そして何より、がむしゃらに戦っているのがよくわかる 「目」 をしていました。

 

内藤戦とは全く違う戦いぶりで、若い人は成長が早い、というのを見せ付けられた感じがしました。多分相当な努力をしたのでしょう。

今日の彼が本当の彼だと思うような印象的な試合だったと同時に、セカンドチャンスは与えるべきだ(注:大毅選手は3度目の世界挑戦)、という典型的な例を見たような気がした。試合後のインタビューは内藤戦の彼と同一人物とは思えない素直な青年でした。

 

大毅選手には、かつてのジムの先輩坂田選手との試合が義務付けられているようですが、内藤選手との試合の方が面白いと思いました。

 

同じ階級で兄弟が同時に世界チャンピオンって、日本以外でも初めてじゃないのでしょうか?







Last updated  2010/02/07 10:53:01 PM
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2009/11/29
カテゴリ:ボクシング
 

試合がきまった瞬間に感じた「冷めたピザ」という印象は試合が終わっても同じ印象で終わってしまった。

2年ほど前の最盛期にもったいぶって試合をせずに、両者ともイマイチの消化試合を重ねて迎えたこの日(特に内藤は明らかに格下の日本人相手に「世界」タイトルを積み重ね、タイトルの価値を下げたことは非難されるべきだと思う)。

今試合しないと、もう稼げない、といわんばかりに決まった感あり。

 

判定はいろいろ物議があるようだが、「顔に書いてある」 という言葉の通り亀田の勝利だろうが、6ポイント差はないような気がする。

 

亀田の戦い方は挑戦者らしからぬ迎え撃つスタイル。が、内藤はそれを捉え切れなかった。

亀田は次戦、ポンサクレックと戦うはず? だが、今日のような感じだとポンサクレックの馬力に押されないか心配。

亀田の試合運びのうまさは認めなければならないが、これまでのKOがいかに作り物だったか、パンチ力はないことを露呈した感じでもある。力任せに突進してくる相手に今日の左カウンターでダウン程度は取れないと、押される可能性がある。

今後は逃げないで、強い相手とも正々堂々戦って欲しいものだが、何はともあれ内藤に勝利したことは認められるべきだろう。

 

TBSの中継、アナウンスは相変わらず面白くない。こういうのは日テレに軍配が上がる。







Last updated  2009/11/30 12:39:26 AM
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2007/10/13
カテゴリ:ボクシング

私のブログカテゴリーにはボクシングという欄があるが、開設依頼、一度も記入したことがない。試合の技術論や業界裏話を含めると、マングローブ1970さんや、「ボクレポ」さんといった、本当にボクシングが好きなファンから見れば、素人同然であり、書く内容がないと思っていた。また、このサイトにもありがたいことに少しずつ固定客の読者が増えてくると、どうしてもニーズにあった内容を書こうと思ってしまう、心理もある。しかし、今回はじめて書こうと思う。ファンである業界の危機的状況を感じる。

ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチが一昨日行われ、チャンピオンの内藤大助選手が挑戦者の亀田大毅選手に判定勝ちをした。

この試合、仕事中に日刊スポーツの速報サイトで確認したのだが、12Rが10-6となっていて、「何それ?」と思ったが、家に帰ってビデオを見たら「そういうことか」と頷いてしまった。

この一家の功罪は整理して考えないと、これではまるでホリエモンと同じになってしまう。持ち上げるだけ持ち上げといて、「ほれ見たことか」といわんばかりバッシングを浴びせてしまえば、精神的に再起不能に陥りかけない(一家は法令違反を犯していないという前提で考えないといけないが、今後脱税とかないのかやや心配。こういうのは弱り目に祟り目になることが多い)。

功績の方からは、現役のプロボクサーで、現在東洋太平洋フェザー級チャンピオンの榎選手のブログがよいだろう。何せ同業者の直接の言葉であり、重みがあるし、業界関係者もおおむね同じ意見だと思う。

以下引用

自分がここ3,4年ぐらい前からかな~なんらかのゲストに来てほしいといわれる機会が増えた。また応援も増えた。なぜだろう。やっぱり一番は亀田3兄弟のおかげで、ボクシングというものが一般の人に知られるようになったからだと思う。

今の時代、昔に比べて、格闘技はK-1やプライド、ヒーローズと、いろんな格闘技がある。ボクシングはどちらかというと地味で、テレビでは深夜だし、華やかさでは圧倒的に負ける。ボクシングそのものが忘れ去られてしまう。特に若い人に。そこを救ったのは亀だ3兄弟だと思う。

あおの強烈なキャラクター、あの兄弟だけで他の格闘技の視聴率を超える。それだけですごい。そしてボクシングというものが一般の人に広く知られるようになったと思う。亀田3兄弟がボクシング界を盛り上げたという業績は認めざるを得ないと俺は思います。あの努力するとこ、自信がある。また亀田3兄弟じゃなかったら、あそこまで人気はでなかった。そしてボクシングというものが、今まで知らなかった人に広まった。他のボクシングの試合も見てみたいな~って。

 だから、俺はあの3兄弟い感謝してる。ボクシングはプロだから。ボクシング知ってもらって、見に来てもらってなんぼだから。そのことは、応援してもらってる社長さんい前に言われた。

引用終わり

また、前東日本ボクシング協会会長の輪島功一さんは、「亀田(長男興毅の世界戦の後)のおかげで協会が1億5千万ほど黒字になった」とも言っていた。

今までボクシングとはまったく無縁の山崎元さんのような経済評論家までもがブログなどで取り上げ、みのもんたや和田アキ子といった芸能界の重鎮にも取り上げてもらっている(TBSのおかげだが)。

罪の方は改めて書くまでもないだろう。態度、マナー・・・それに見合わない実力。何より、危機的な人気でありながら、ボクシングをこよなく愛して、かつ、支えてきた中核的なファンの気持ちを「大赤字」にしてしまったのは最大の罪だろう

私は、これからの反動が怖い。経済現象で言えばバブル崩壊後の反動みたいなやつだ。株式市場は90年代初めのバブルから立ち直るのに10年以上費やした。ホリエモンをはじめとする新興市場も沈みっぱなしで、投資家は大企業投資にシフトしている。

亀田現象も他の選手や興行に悪影響を及ぼさないか心配だ。とりわけ、ボクシングというスポーツに対する信頼性が揺らがないかだ。前述の山崎元さん他は、「こんな大毅にKOで勝てない内藤も、たいしたことがなく凡戦」と評した。

ボクシングそのものを知らない人の意見とはいえ、一般の人の意見であり、本来否定する必要のない領域まで否定されてしまい、結局、全体にマイナスになる。

例えば、中国産、メイド・イン・チャイナといえば、諸悪の代名詞のような響きをお持ちの方も多いと思う。中国は何でも悪いかのような風潮だ(私は決してそうは思わない。中国と協調しないと、食糧問題、環境問題等自国だけではどうにもならない問題など、うまく関係を保たないと、結局日本が損をする)。

今後の流れがどうなるかわからないが、亀田バッシングは続きそうである。亀田家としてはあんなとってつけたコメントで許されるはずがなく、うまくカムバックできる土台および、なんだかんだいっても、今まで「目を瞑ってくれた」業界関係者への反省の念を示さなければならない。ただし、亀田ブランドを完全に否定しては、今後の営業活動にも差し支える。

選手自体はまだ若く、これ以上騒いで、本当に切腹したら、誰の責任なのだ。再起の機会を与えることは当然であると思う。和田アキ子さんが提唱している、親離れのススメは参考になるし、こういった方がもっと声を上げてくれれば、本人たちも影響されるだろう。

我々ファンは、亀田兄弟に再起のチャンスを与えなければならないし、亀田家にもその努力が必要とされる。この2つがないと、ボクシング界全体が結局は大きなダメージを負うだろう。親亀田家のTBSには視聴率ばかりでなく、もう人肌脱いでもらいたいが、難しいかな。

一方的なバッシングは結局業界全体をマイナスにしてしまう。







Last updated  2007/10/14 03:38:03 PM
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