ごんどうごんぞうじゃ。

2010/09/05(日)19:56

2010夏・韓国のイロイロ話5

韓国イロイロ(20)

『ここ出て左にいって二筋目の大きな通りを右にまっすぐいって 大きな交差点を越えて3つ目の通りすぎたあたりで 大きな病院がとなりにあり・・・』 呪文のように唱えながら韓国の見知らぬ町の大通りを ひとり歩くのでありました。 ただ物事何もかもが予定通りに進んだら、 逆に何もおもしろくないわけなのでしょうが・・・ 人生もそうですがね。 ※なお、本日の韓国イロイロ話5はエロエロ話になりますので 60才以上の方は回春の恐れが有りますのでご注意ください。 いいことじゃないですかって? ひとりで歩いているせいと 知らない町並みという事でのあせりもあるのでしょう いくら歩いても目標の大きな交差点へ なかなか着かないのです。 すでに店を出てから20分弱過ぎています。 予約の時間まであと15分くらいしかありません。 ひとつめのアクシデントが起こりました。 間違いなくさっきのかき氷のせいでしょう。 ひどい腹痛とともに、便意をもよおして来たのです。 きっと便通にいいものが入っていたのねーなんて 今だからふざけて言えてますが、その時は本当に脂汗ものでした。 そして次は強く降り出した雨。また前が見えないほどの雨です。 その時、やっと目標の交差点にたどり着きました。 だがしかし、残念な事に雨に煙りながらうっすらと見える前途は 明らかにキツい登り坂。。。 おお、神よ。どこまで私をお試しになられるのですか? ズボンまでびしょびしょになったので 大きなビルに入り込んで休憩しました。 腹痛は一時的におさまっていたのですが このビルのトイレでも借りようと思い 誰か来るのを待ったのですが、来ません。 人っ子ひとり歩いていません。 そりゃこの雨だもの。 ボクはここにこのままいても 『うんこもらしのジャップ』になるだけだと思い 少し雨が弱まるのを待って歩き出しました。 地図を見ながら歩いて行くと坂道を上りきってしまったので これは違う。。。という事だけは分かります。 その店は坂の途中にあるのですから。 大雨の中、知らぬ間に通り過ぎてずいぶん歩きすぎたようです。 そのあたりは地図によると建設会館・関税博物館・ソウル地方統計庁など 大きな立派な建物が並んでいます。 車を駐車場に誘導するおにいさんに得意の英語で聞いてみました。 「エクスキューズミー。アイムジャパニーズ。ココ(地図を指差し)イキタイ」 そのガードマンのおにいさんはどうも中国人のようでした。 言葉が違ったから。でも親切に教えてくれました。 丁寧なジェスチャーで。 「どうもあなたは残念な事にそこを通り過ぎたようだ。 あなたのいきたいそこはもっと坂を逆に下りたところだ」 これだけの事が伝わりました。サンキューといって別れると なんかほっとしたせいかまたまたモーレツな便意がもよおしてきました。 どうにも我慢できなくなり、なんの建物かわかりません。 入り口では談笑するいろんな国の人がいました。 そこの回転ドアを堂々と入り、1階の案内所にいきました。 キチンとした服装の男性が笑顔を向けています。 「アイムジャパニーズ。・・・トイレットプリーズ」 最初は『ハー?何ゆうとんの?』って顔でしたが、 「オーオー!トイレット」といって流暢な日本語で 「突き当たりにカーテンで目隠しされているのが見えますか?あの奥、左が男性用です」 と教えてくれました。 海外恐るるに足らず。何とかなるもんです。 おかげさまで間に合いました。 ちなみに韓国はケツを拭いた紙は三角コーナーに捨てます。 流してはいけません。 ボクは『お!外国人のウンコってどんなんやろ?』って思う ボクみたいな好奇心旺盛なやつに拭いた紙を見られたらイヤなので 水に流しています。 案内所の男性の前を爽やかに通り、軽く会釈すると 向こうは片方の口角だけを上げ、ニヤリと笑いました。 文章ばっかりで疲れたでしょう。サービスの2枚です。 よく日本でも自分の誕生日とか車のナンバーにしていますが・・・ 「2299」→ニンニククー でしょう。よっぽど好きなんですね。 「9392」→(にんにく)クサイクニ でしょうか? 愛国心が感じられます。 閑話休題 坂を下りながら思いました。 もしかして目標にしていた病院はシートに覆われていた 工事中の建物では・・・。 近づいて見ると大通りから三本目の筋、まさに工事中の建物はその病院でした。 ていうことはそのとなりだから・・・ なんと!最初に雨宿りしたビルではありませんか! いい勘してたんやなぁー。でもどこにもそのお店の看板や案内はありません。 ちょうどエレベーターから3人の若い女性が下りてきました。 こうなったら得意の英語で聞くしかありません。 ちょっと韓国語も混ぜてみよう。 「アンニョンハセヨー。アイムジャパニーズ」 すると向こうは「イエス」と答えました。通じてる!! そしてマッサージ屋のパンフレットを見せました。 「オウオウ」といって一度通りに出てもう一度左の入り口から入り エレベーターに乗れと指示されました。ジェスチャー大会です。 左のエレベーターにたどり着くと何階かわからないので まだこっちを見ている3人にボクもジャスチャーで 上か下か?と親指で上下を指しました。 すると全員が親指を下に向けました。 それって『地獄に落ちろ!』じゃないんですか?おじょうさんたち。 やっぱり日本人がキライなのね。 こぼれそうになる涙をぐっとこらえて パンフレットを見ると受付は3Fとありました。 サウナがあるようなビルじゃないなんて言いましたが 日本だって町中の大きいサウナは立派なビルだったりします。 四条大宮の『大将軍』だって立派じゃないですか! そう思うと何をビビッてたんだと気持ちが少し楽になりました。 3Fにエレベーターが停まりドアがあくと 支配人のような人が近づいて来て言いました。 「いらっしゃいませ。ご予約の方ですか?」 「日本から来たごんどうです」 「お待ちしておりました。ご案内します」 支配人のような人の指示通りに行動を進めました。 服をロッカーにしまい込んで、 お風呂に入り おっさんにアカスリをしてもらい ※今年のおっさんは単にそこでアカスリ担当しているだけなので 特筆すべき事はありませんでした。 去年の『元やー』みたいではなかったです。 また風呂に入って お腹がすいたので2Fにごはんを食べる所が有るという事で そこでビビンバかキムチチゲどっちか選べといわれ チゲを選んで、地元の人のように片膝立てて食べようとしましたが バランスが上手く取れず、広間で正座して食べました。 そういうコースなのです。今年はこのへんはサックリいきますね。 そろそろ待望のリンパマッサージの時間かな?と壁の時計を見たら 終了時間まであと2時間しかありません。 おかしいな?と思ったので、もう一度受け付けにいくと なんと!支配人「キイテナイ」との事。 ネットで申し込んだプリントがあった事を思い出し 猛然と抗議をするとすんなり「イマスグイケマスヨ」との事。 「イケマスヨ」の語感がたいへんによろしい。 マッサージ室は1階にありました。 思えばさっきの道を聞いた女の子達は 『どーせHなマッサージいくんやろ?それなら下やで』の 案内だったのかもしれません。 階段を下りて行くとまるで南国のリゾートホテルのロビーを思わせる空間。 といいますか、こ・これは・・・完全にフーゾクのたたずまいではないですか! さっきまではおっさん、それも裸のおっさんばかりだったところから 一気に状況が変化しているのです。 ツカツカとどこからともなく現れたオンナ。 「イラッシャイマセ」と声をかけてきました。 そのオンナのコスチュームはこんな感じでした。 ね?完全にフーゾク丸だしですよねー。 思い出しても回春モノなので今夜はここまで。 じらさないで? ふ。そのへんがボクが韓国で勉強してきた 老練なじらしのテクニックとでもいいましょうか? では明晩の『ジラシテクニックパーク』お楽しみに~ アンニョンハセヨー。サランヘヨー。 本日の検量:マイナス400g グッドラック。

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