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ホビットの家

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2011年02月02日
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テーマ:お勧めの本(7264)
カテゴリ:芸術
【送料無料】カール5世とハプスブルク帝国

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ユツキ様のサイトで紹介されていた「皇帝カール5世と猟犬」
の絵をじっくり見たくてティツィアーノの画集を図書館で借り
ました。

本の表紙にもなっているし、カール5世とフェリペ2世に関し
てはティツィアーノの肖像画が歴史関係の本で必ずと言って
いいほど載っているので、もうこの2人については肖像画の顔
で完全に刷り込まれていて、他の顔が想像できません(笑)
カール5世は神聖ローマ皇帝マクシミリアンの子フェリペ美公
とスペイン王女ファナの間の子、遺伝的には最高の美男子にな
るはずですがどうもそうではなさそうです(笑)顔はしっかり
覚えていたのに服装については全然印象に残ってなかったので
あらためてじっくり見ました。

ユツキ様が指摘されているように、確かに当時の王侯貴族の
ファッションは威厳を出すためかこれでもかっていうくらい
上半身は肩もそでも膨らませて詰め物をしています。その割
に足はタイツをはいただけでなんとも貧相、現代の私達の美的
感覚では上半身と下半身のバランスが全然とれてないように
思えるのですが(笑)当時はたくましい肩とスラリとした足が
美男子の条件だったのかもしれません。そして極めつきは大事
な場所を守るために兵士がつけていたものが王侯貴族の間でも
流行したというゴドピース、これ王宮で偉い人がみなつけてい
たのかと想像すると、目のやりばに困りそうです(笑)

有名な肖像画だけでなく、ティツィアーノの画集を見て驚いた
のは作品の多さ、今までこの画家に対して特別意識して絵を
見たことはなかったけど、きっと美術展や本の挿絵で何度も目
にしていたからでしょう、宗教画やギリシャ神話の絵などこれ
見たことがある!という絵がいくつもありました。どれも絵の
お手本といっていいほど完成度が高く、確かにこういう絵は美
術館や教会、あるいは宮殿などに飾ってあるなあと思わせる絵
ばかりです。

これほど多くの作品を残し、カール5世やフェリペ2世などの
王様にまで愛された画家の生まれた年がはっきりわかってない
というのにも驚きました。いくつかの説があって、中には100
歳以上生きたことになるものもある、長生きしたことは確かな
ようです。

レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロなど同じ時代に生きた
ルネサンスの画家は肖像画や人生、主な作品がぱっと浮かぶの
に対して、ティツィアーノの場合は作品がこの王様はこんな顔
聖書のこの場面はこの絵というようにイメージできるのに画家
本人の顔が浮かんでこない、強烈な個性を持つ天才が活躍する
一方で地道にたくさんの完成された作品を残したティツィアーノ
のような画家もいた、ルネサンスの豊かさを感じました。





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Last updated  2011年02月02日 11時35分41秒
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