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お正月に「ジャコ・バストリアス~」とかいう本を見つけてから、
夫はウェザー・リポ-トという昔のバンドのCDを 借りまくっている。(←買わないあたり) 彼が大学生の頃、最もハマり、影響を受け、多くのインスピレーションを 与えられたグループらしい。 今日も狭いリビングで、身悶えせんばかりに陶酔しながら、 CDを聴いている。 私はあいにくミーハーで、ジャズとかフュージョン系には疎いので、 なかなか同じ土俵には乗りきれない部分がある。 ひとつには、彼が曲を聴きながら、 自分の大学時代の思い出やら、心象風景をシンクロさせている せいもある。 それは私には共有できない、彼だけの世界だから。 でも、誰でもこうした、青春時代に夢中になった音楽はあるだろうし、 その曲を聴くと当時の思い出に包まれて、切ないような気分になる時が あると思う。 私も音楽は大好きで、学生の頃から、お小遣いはだいたい、 レコード(当時はCDなんてなかったし)か、 コンサートに費やしていた。 中学の頃は「風」と「チューリップ」。 初めて行ったコンサートが「風」だった。 多感な少女だった私(当時)は、幕が上がった瞬間、 本物の正やん、まばゆいライト、湧き上がる歓声、大音量のバンドなどなど、 初めて体験する世界に感動のあまり、ただただ号泣していた。 高校では「浜田省吾」と「佐野元春」。 浜省は、新潟で始めてのコンサートの時、客席はガラガラで、 2階席はカーテンが閉まっていた。 「今度来るときはいっぱいにしてみせるぞ~」と叫んでいたっけ。 大学時代はMTV全盛期で、かなり洋楽の比重が高くなったけど、 基本的にはミーハー路線。 やはり、よく聴いた曲が流れると、その時代の記憶が まざまざとよみがえり、楽しくなったり、切なくなったり。 (若気のいたりで、思い出したくないこともあるけど) 最近は「あ、この曲いいなあ」と思っても、 CDを買ってまで聴こうという気力がなくなってしまった。 買うのは、むかしよく聴いたアーティストのベスト盤ばかり…。 年をとったのかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年01月08日 14時43分50秒
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