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久しぶりに、コロッケを手作りした。
この前作ったのはいつだったろうか…。 数年前じゃ、きかない。 10年近く前になるかもしれない。 「なんと、手抜きな…」と絶句されるかもしれないが、 私は、つい最近まで、揚げ物がとっても苦手だったのだ。 いえ、食べるのは大好き。 揚げるという作業が、怖くてなかなかできなかったのだ。 デカイ中華鍋のような鍋に、なみなみと油を注ぎ、 恐る恐る、冷凍物を入れると、パチパチッと油がハネる。 こわい、こわいよ~~。 前世で何かあったのではないかと思えるほどの、恐怖心。 「揚げ物ほど簡単な料理はない」 と、母や友人たちは口をそろえるけれど、コワイものはしょうがない。 結婚後しばらくは、トンカツやエビフライなどは、 外で食べるか、売り物を買ってくる、という生活が続いた。、 けれども、主婦歴が増してくると、そんなことも言ってられない。 少ない油で、ハネないように揚げるやり方を覚えたりして、 時々は揚げ物もするようにはなってきた。 その後、子どもが生まれ、食事の支度もままならない時代が 続いたこともあり、揚げ物に限らず、料理は「生協」に頼りっぱなし。 半調理品をチンする。 切り身の魚を煮たり、焼いたり。 …のパターンだ。 野菜は地元の新鮮な野菜を、お裾分けしてもらえることが多いので、 それで何とかバランスを取っている有様である。 これでは、3食昼寝つきの主婦 の面目丸つぶれではないか。 久しぶりに作ったコロッケは、思いの外に好評だった。 その昔、母に作ってもらった物と同じ味がして、私も嬉しかった。 これからは、歩いて30秒の、隣のスーパーのお総菜コーナーにばかり 頼ることはやめよう、と決心した次第である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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