GONねえさんの部屋

きのうは、次男の誕生日のプレゼントを買うため、
車で１時間ほどのトイ○ラスまで行ってきた。

迷いに迷って、彼が手に取ったのは、デカレンジャーのマグナム。

仮面ライダーものには、全然目もくれませんでした～。


う～ん、今、仮面ライダーブレイドの人気ってどうなんだろう。

大人が楽しむには、ちょっと厳しい展開になっているような？…。

それに私の場合、画面を凝視しているわけではないので、
いまだにライダーたちの見分けがつかないあたり…。(T_T)

イケメン（死語？）も、線が細いタイプばかりだとちょっとなぁ。


夫は「もうライダーは見なくてもいいや」とすごく冷淡である。
ファイズの時は、誰よりも熱心に見ていたのに、今回はソソられないらしい…。

その代わりと言ってはナンだが、今、うちで最も人気が高いのが
『鋼の錬金術師』
である。

初めて見たときは「れんきんじゅつぅ～～？？」とビックリした。

こんな言葉を、今の子どもたちが理解できるのだろうか？

そういう私も、むかーしむかしのヨーロッパで行われた妖しげな魔術（？）
程度の認識しかなかったが…。(T_T)


しかしこのアニメは文句なく、面白い！

コミックスも、思わず全部揃えてしまいました～。（７巻）

ストーリーがおもしろいのはもちろん、
このアニメが優れているのは、読み方によって、
いろいろ思索を深められるようになっているところかなぁ。

まあ支持されるアニメというのは、必ずそういう側面を持っていると思う。

夫は
「この作者は、かなりマクロビオティックの勉強をしているに違いない。」
と言っていた。


私は、全編を通じて流れているユーモアというか、「間」というか、
悲惨なシーン、哀しいシーンでも、必ず「落としどころ」があって、
ニヤリとさせられてしまうところが、すごく好きですねぇ。

大人の余裕というか、バランスというか、このさじ加減がすばらしい。

絵もきれいだしね。


そういう意味では『金色のガッシュ！！』も、かなりいい線を行っている。

とにかく第１回目の放映の時は、完全にド肝を抜かれてしまった。
ものすごいスピード感でグイグイ押され、ヒーヒー笑わされ、
あっという間の30分だった。

そのあと、鳴り物入りで始まった（？）『鉄腕アトム』が、ものすごく
間延びしたものに見えてしまったっけ。


何より今どき「やさしい王様」
なんていう、ちょっと陳腐な言葉がまかり通るアニメは貴重である。


やはり私は、見終わったあとにいろいろ考えさせられたり、
前向きな気持ちになれるアニメが好きだなぁ。

最近とみに前向きな私でございます…（笑）。