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土曜日、実家に帰ってきました。
主なる目的は、私がむか~し使っていたスキー板がまだ使えるかどうか
確認することだったのですが、あと一つ目的がありまして・・
ある絵本を受け取りに行ったんです。
その絵本とは「チチブの武甲さん」。
私の郷里は埼玉県の秩父市です。
秩父は盆地なので山々に囲まれていますが、その山の中でも一際目立つのが
南にそびえる「武甲山(ぶこうざん)」です。
武甲山は秩父のシンボルとも言える山で、
秩父市の小中学生は夏休みの宿題には必ず、
武甲山の絵か作文を仕上げて提出しなくてはなりません。
(今もそうなのかわかりませんが・・・)
私も毎年、どちらかを8月の20日過ぎになってから慌てて仕上げていたっけ。
で、展覧会があったりして、作文でも絵でもよく書けると(描けると)
賞がもらえるんですよ。
毎年のことなので、夏には否が応でも武甲山のことを考えたり、
じっくり見たりしなくてはなりません。
武甲山は石灰岩質の山で、セメントの原料として昔から採掘されてきました。
そのため、市街地から見える北斜面は特にその変貌ぶりが著しく・・・
私が子どもの頃もかなり採掘面の白い部分が目立っていましたが、
近年の変わり様は悲しくなるほど。
高さも低くなり、形も全然変わってしまいました。
まぁ、私が結婚して秩父を出て、日常的に武甲山を見ることもなくなり
たま~~に帰ったときにしか見ないので、余計にそう思うのかもしれませんが。
帰るたびに「あああーーー・・・なんだかまた低くなっちゃった気がするなぁ・・。
このまえ来たときはあんな形じゃなかったよねぇ・・」と呟いてしまう私。
そのたびに「そんなことないよ。このまえと変わらないよ」というパパdog。
たしかにそんな短期間では変わってないのかもしれないけど、
昔の姿が目に焼き付いている私には、なんとも悲しい姿に映るのです。
そう思っていた矢先、新聞にこんな記事が出ていました。
ああ~~やっぱり同じ事を思ってた人はいっぱいいるんだぁ・・と思いました。
そしてこういうアクションを起こせる人はすごいなあと・・
私にはただ武甲山の変容を憂うことしかできなかったけど・・・
早速、実家の両親に頼み、絵本を確保してもらいました。^^
この絵本のように、また武甲山の緑が戻ってくるといいなあ。
そうそう、武甲山はもちろん登ることもできます。
が、私は秩父に生まれ育っていながら、今まで一度も登ったことがないんです。
パパdogすら登ったことがあるというのに。^^;
子どもたちがもうちょっと大きくなったら、一緒に登ってみたいと思っています。^^
| template-まりもん img-ふわふわ。り
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