2010.9/29
13:00頃
町に向かったごんた。
といっても、歩いて5分かかるかかからないかの距離。
町と呼べる市場や銀行やバスターミナル・広場があるところは、小さな一角。300m四方あるかないかくらいじゃないかと思う。
もっと小さな一角かも・・。
歩き出してすぐチェックインしたホテルのオーナーのおっさんの友達というイスマルと名乗るおじさんとあった。
イスマルが近くのカスバを案内すると言う。
いくらホテルのオーナーと言っても、後で絶対お金くれというだろうと疑っていたごんた。
すると、フリーだと言う。
それでもどこに連れて行かれるかまだ疑っていたごんた。
連れて行かれても、イスマルとホテルオーナーが繋がっているなら、何かあった時、ホテルのオーナーに文句を言える。そう思ったごんたは、イスマルにカスバを案内してもらうことにした。
イスマルは、英語が話せる。
ホテルからすぐのところに洪水で壊れたカスバやちょっとしたものを売っている店などを見て廻った。
赤茶けた土で出来たカスバは、やっぱりいい!
ぐるっと廻って、元のところに戻った。
すると、きたーーーっ!
イスマルは、「うちの店に来てみないか?」と言う。
カスバを廻っていた時には、特にイスマル自身の話は聞いておらず、カスバについて語ってくれたイスマル。
イスマルは、シルバー製品を売る店を経営しているそうで(こんなめちゃ田舎でそんなもん売れるのか???)、ごんたを勧誘したかったようだ。
残念だが、ごんた手持ちがほぼない状態。
モロッコ滞在費用が5万円って・・少ない。
これに滞在する宿・移動費・食事・土産代が入っている。
旅もまだ前半なのに、お金は随分減っていた。
お金持ちそうに見える日本人、ごんただが・・そんなもん買ったら・・イヤ買うお金なんてないよ。
イスマルは、お茶をごちそうすると言ってきた。
ごんたは、すまんと断った。
その後は、自力で観光をした。近くでコーラを飲んだ。5DH
それから、丘の上にある古いカスバと近くに見えるグランドキャニオンのような山や椰子の木を撮った。
そこに流れる川も綺麗で水遊びをしている人たちも見えた。
この町は、フェズとは違い、それほど涼しいとか夜寒くて暖房がいる訳ではなく、むしろ夏なので、日中はクーラーが必須だった。
暑いので、水遊びは、子供にとってはいい楽しみでもあるようだった。
とにかく景色が良くて、畑や椰子の木の緑がいい感じだった。
今日はひとまずこれで観光は終了。
ホテルに戻ると、また昼寝した。
気づくと、19:00過ぎ。
起きて水分と次に行くマラケシュへのバスのチケットを買いに行くことにした。