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2015年03月03日
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テーマ:ニュース(83614)
中学生の男の子が殺害された事件の報道を見る度にどんどん気が重くなる。
事件の悲惨さや凶暴さだけじゃなくて、今年に入ってから全く登校してなかった事実だとか、次々と元同級生達がインタビューに登場して相談されていたとか殴られてるのは知ってたとか発言している事だとか、学校関係者が『大人に相談してくれていれば、、』と悲痛な顔で言ってる事とか。これだけの事件に向かう前兆があるなかでどれだけの人(特に大人達)が介入して助け出す為に努力したんだろうかと考えると本当に気が重くなる。

頭を突っ込んで余計な事に巻き込まれたくないという無関心。まさかこんな事にまで発展するとは思ってなかったからという無関心。中学生の男の子を取り巻く人達の中には何かしらのこういった無関心があったのではと思う。

話は全く異なるけど、去年の6月に帰国した時に母を京都へ連れて行った。母、私のチビ2人、私の4人で1泊旅行したのだけれど、帰りに京都駅でホームに向かって歩いていた時の事だった。
ホーム沿いに並ぶ柱の陰から急にスーツケースが倒れるのが見えた。進行方向の先だったのでそのまま気になって歩いて行くと柱の陰に年配の女性が倒れていた。点字プレートのすぐ横だったからつまづいて転んだのかもしれない。倒れた女性は起き上がったもののショックで放心状態だしスーツケースも倒れたまま。そして女性は顎を切って血がダラダラと流れている。すぐ横に待合室があったのでとりあえず母とチビ達にそこで待つように言った。急いで女性の所に戻ると『大丈夫ですか?』と声をかけたけど放心状態のまま返事もせずに目も虚ろになっている。もしかしたら頭を打ってるかもしれないと思ったので動かないように女性に伝えてとりあえず駅員さんを探しに走った。

スーツケースが柱の陰から倒れてから私が駅員さんを探しに走るまで5分は軽く経ってたと思う。私達が女性の所にたどり着くまでも私が女性に声をかけている間も駅員さんを探しながら時々振り返ってみても誰一人として女性の所に歩み寄る人は居なかった。ホームに血がボタボタと流れているにも関わらず。チラっと見て知らんぷりして通り過ぎる人、目を逸らして横を通り過ぎる人、遠目に見てヒソヒソ話をして指さしていてもそのまま立ち去る人達。走っててなんだか頭に来た。なんでこういう状況でそのまま横を素通り出来るんだろう。

隣のホームに駅員さんを見かけたので捕まえて『隣のホームで女性が倒れてて放心状態のまま切った顎から出血してます。多分転んだんだと思うけどショックで答えられないし頭打ってるかもしれないから救急車なりストレッチャーなりお願いします。』と伝えた。その駅員さんはすぐに他の職員に連絡して私と一緒に女性の所に戻った。
戻ってみると、相変わらず女性の側には誰もいないしスーツケースも倒れたまま。その女性はボーッとしたまま顎に手をやっているけど指の間からは血がボタボタとホームに落ち続けている。そして相変わらず無関心を装ってなのか本当に無関心なのかそのまま通り過ぎて行く人達。
駅員さんが車いすかストレッチャーが来るまで女性に付いていてくれると言うので私はそのまま新幹線に乗った。

チビ達は新幹線が京都駅を離れてからもずっと女性は大丈夫かと心配しているので駅員さんが取りあえず医務室に連れて行くと言っていた事と様子を見て必要なら救急車を呼んでくれるから大丈夫だろうと言うとやっとホッとしている様子だった。ふと気がついて隣に座っている母をみると泣いている。一体何があったのかと驚くと『私が立派な大人に育ってくれて嬉しくて泣いている』んだそうだ。
母の涙を見て多分親孝行になってるから私も嬉しくは思ったけど、同時に正直違和感もあった。母もその女性を見たけど通り過ぎた一人だったからだ。自分の娘が助けるのに感動して泣くのならどうして自分は大丈夫ですかと声をかける事をしなかったのか。新幹線が名古屋に着くまで私は何度も母に問いかけたくなったけど辞めておいた。親孝行をひっくり返すような言動で母を傷つけたくはなかったし何故母は動かなかったのかなんとなく分かるからだ。母は無関心のグループに居る人だったからだ。


今回の中学生の男の子の事件の話に戻ると、テレビに写っている花を手向けに来ている人達、その中でインタビューに答えて涙ながらに『可哀想だ』『こういう事を繰り返してはいけない』『同じ学校じゃないから相談しやすかったのでは』と答えている人達の中で京都駅での私の母と重なってくる人達は私が感じる中では多い。実際自分の生活範囲で起こったらきっと無関心を決め込むだろうけど、その輪の外だから同情し涙を流す。言葉は悪いけどそんな感じを受けるのも事実で、外から見ているとこの『無関心』が日本の至る所を蝕んでいるようで本当にイヤな気分になる。


文字数オーバーしちゃったので2回に分けます。






最終更新日  2015年03月03日 09時52分24秒
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