2017/07/17(月)08:40
なんと6年ぶりに
書いています。
日記ではなくて、「今、思っていること」を。
子ども達はすっかり大きくなって、長男はこの春、中学生になりました。
初めての子育てで、分からないことや不安がいっぱいで、同じくらいの子どもをもつママさん達と交流ができたら嬉しいと思って始めたこのブログ。
ただただ無我夢中だった長男の赤ちゃん時代。
あの頃、日々のこと、子どものことを日記に書き、コメントをやりとりすることで、どれだけ励みになったか。大変だったけれど、楽しくて、あったかくて、大切に抱きしめていたいような気持ちだった日々が、懐かしく思い出されます。
毎日のちょっとした子どもの成長や、かわいい言葉のやりとりやしぐさや、、、一瞬一瞬を心の中に大切に納めているつもりではあるけれど、記憶はやがて薄れてしまうこともあるから。
こうして日記に残しておいて良かったなあ、と、今になってしみじみと思います。
長男は本当に手がかかる赤ちゃんで、新米ママだった私は相当に鍛えられました。そのおかげで2人目、3人目の育児は少々のことではへこたれなくなったんじゃないかと。
いつになったら、朝までゆっくり寝られるのだろう。
いつになったら、自分の時間がもてるのだろう。
そう思っていたのに、気がついてみたら、あんなに憧れていた日々が普通に送れるようになっている今。
長男は、中学入試を乗り越えて、毎日早起きして電車に乗り、通学している。
まだ裾がダボっとした制服を着て、重たそうな鞄によろけそうになりながら家を出る姿を見送る私。
受験勉強をしている時も、いつも私はその背中を見守ることしかできなかった。
入試の日も、「じゃあね」と試験会場に向かうその背中にエールを送ることしかできなかった。
そして今も、宿題やテスト勉強をするその背中をただただ見守っている。
いつのまにか、あれこれやってあげるのではなくて、「見守る」ことがメインになっていたんだなぁ。
そのうち、ひとり立ちをする日が来たら、「見守る」ことから「遠くから応援する」に変わるんだろうな。
今はまだ、同じ家にいて、近くで「見守る」ことができて幸せなのかもしれない。
長男が赤ちゃんだった日々を懐かしく思うように、中学に入学した今の時期を懐かしく思い返す日が、近い将来くるんだろうな、、、。
少し前にオムツのCMで、赤ちゃんをお世話するママの奮闘ぶりがあまりにもリアルで、見ているママ達が昔の記憶を思い出して胸が痛くなる、、、という話題を聞いて、私も長男が赤ちゃんだった頃を思い出した。
「いつか宝物になる」とは、あの頃の私にはとても思える余裕はなかったけれど、でも、決してつらい記憶にはなっていない。
こんなにあっという間に大きくなってしまうのなら。
色々なことを1人でできるようになってしまうのなら。
あれこれやってあげられる時期が終わってしまうのなら。
むしろ、あれだけ手がかかる赤ちゃんだったことは、神様からの、いや、子ども本人からのプレゼント、親孝行だったのかもしれない。
僕は、お母さんが思うよりも早く大きくなって、手が離れちゃうんだよ。しっかりしちゃうんだよ。
だから、今、いっぱい構ってちょうだいよ。甘えさせてもらうからね!と。
いつ、抱っこやおんぶから降ろせるの?と思っていたけれど、今となってはもっともっと沢山抱っこやおんぶをしていたかったな、とさえ思ってしまう。
もっと手を焼かせてくれても良かったかもしれないな、とさえ思ってしまう。
それくらい、子どもの成長が早くてびっくりしているから、、、。
「いやいや、とんでもない、やめてよ、冗談じゃないよ」という過去の私の声が聞こえてきそうだけれど。