2013/05/31(金)00:00
“3”の意味は何だろうか?(1)
■一眼レフの王者「ニコンF」
こんにちは~! グッドバランスです。
私はカメラと写真が大好きです。
おっと、カメラと写真、と分けたのは…?
こんな理由があるからです。
カメラ(写真機)には興味あるけど、写真はあまり…
一方、写真には興味あるけど、カメラにはあまり関心は…
どちらもおられることと存じますし、私はどちらも好きです。
■機械式ニコン一眼レフの王者「ニコンF2フォトミック」
今回はカメラの話題提供を。
カメラの開発者の方々にお聴きしたいことがあります。
最終製品の“製品名”にはどんな関心をお持ちなのでしょうか。
例えば、私はラジコンも趣味なのです。
タミヤの1/10シリーズのクルマが好きです。
趣味の仲間内では、シャーシの形式で呼び合います。
乗っかっているボディの名前、例えば「フェアレディZ」などはあまり関係ありません。
私はカメラ遍歴はニコンから始まりました。
ご存知、ニコンは初代の一眼レフは「F」です。
名機中の名機ですね。
「F」以前、つまり距離計連動機は「S」でした。
「F」は世界を席巻し、その後継機は「F一桁」と呼ばれ、現在、「F6」まで続いています。
■宇宙を旅したスーパーニコン「ニコンF3」
また、デジタル時代になってからは、「D」が登場しましたね。
一般ユーザーにもなんとか手が届くようになったのが1999年に出た「D1」です。
その後、D一桁と続き、現在、「D4」まで続いています。
ちなみに、始祖ニコンFは1959年に出ました。
そのあたりでのニコンのカメラへのネーミングは厳格に差別化されていました。
若い人はご存知でしょうか?「ニコマート Nikomat」という名前のカメラを。
**メイトって、ニコンの仲間って感じですね。
ニコンFを頂点に、それ以下はきっちりと名前を分けていました。
ニコマートFTは露出計を内蔵し、その後FT3まで続きました。
ニコマートFSは完全マニュアル機で現在ではレアものです。
そのニコマートも1977年のAi化で歴史を閉じ、「ニコン」に統合されます。
Fの後継機ニコンF2を旗艦機に、ニコンFE、ニコンFMとニコンの黄金時代が続きます。
F3時代にはFE2、FM2(後にNewFM2)、FAと来て、入門機もありました。
ちなみにFを冠したネーミングでは「FA」がひとつの到達点ではないかと私は感じました。
■第4のF「ニコンF4」
その後は、F-301というプラスティックボディでワインダー内蔵機が登場します。
「New Way」というテーマを背負って登場し、F-501で本格的にAF市場に参入しました。
今はなきミノルタα7000が全盛の頃ですね。1985年から86年にかけてでした。
F-301は以前も書きましたが、私の愛機でもあります。
私が敬愛する写真家大西みつぐ氏が使っておられたことでも有名ですね。
■
■最新にして最後?のF「ニコンF6」
ニコンのネーミングのその後はまずはF-401、F801という3桁が行き着きます。
そしてF90、F80というふた桁がF100を以て終了。
F100って初めに聞いたときはちょっと笑いました…
Dになった現在、D7000などで、4桁になっています。
いやはや、「F」や「D」を後生大事にするのは良いです。
しかし、ちょっとなんだかなぁという感じです。
(続く)
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