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2月にお手伝いする予定の、SBIRと会社法セミナー用の
配付資料なんぞを作りました。 SBIRの活用法や事例発表に重きを置いているので、 会社法関係はごく簡単な説明しかできなさそうです。 そういった事情を踏まえ、ごく簡単な資料にしました。 当日は公認会計士さんと一緒に担当する予定です。 本当に今回の会社法と関連法の改正はボリュームがありまねぇ。 戌年は変革の年だそうですから、それに相応しい大改正ですよ。 ちなみに会社法の施行日は5月初旬もしくはゴールデンウィーク 明けぐらいとか・・。 うちの近くの書店では法律書のコーナーの平積みは、 ほぼ会社法関係の書籍で埋まっています。 会社法の本を読んだ方はいらっしゃいますでしょうか? 感想はいかがですか? 「大筋は分かった様な気がする。」とか 「具体的にはどうしたらいいのか今ひとつ理解できない。」と 思われた方も多いのではないでしょうか? でもこれは、著者がどうこうという問題ではなくて、 その理由はおそらく2つあると思います。 まず紙面の制約があるということ。 新会社法の内容は、1冊の本でまとめられるものじゃーありません。 紙面を気にしないでいいから全部説明してと言われたら、 一体何分冊になることか・・。 私は、昨年の夏に朝から夕方まで6時間に及ぶ会社法の研修を受けた のですが、それでも時間が足りませんでした・・。 もうひとつの理由は(これが主な理由ですけど)、 会社法は自分で考えて活用するように出来ているからです。 活用例の提示はできても、実際に活用するときは個々の会社の実情に 合わせてもらうしかありません。 条文の中に、いろいろパーツが転がっているので、 それを自分で組み立てなければならないんです。 例えば機関設計について説明しますと、 今までの商法(株式会社編)や有限会社法では、 「必ずできる!会社組立キット」があって、 説明書を読みながら組み立てると、それなりの会社ができるように なっていました。 別売りのオプションパーツは高額でなかなか手がでないので、 できあがった「会社」は、株式会社と有限会社という違い以外は、 ほぼ似たような感じだったんですね。 ところが会社法では、最低限の「スタートアップキット」だけあって、 組立説明書はついていません。 自分で好きなようにパーツをくっつけたりして会社機関を設計して作る のです。そして組立説明書の代わりに、「このキットは別売りのパーツ を取り付たり外したりすることで、色んな会社が出来上がるようになって います。Let‘s Enjoy!」みたいな紙しか入っていないと 思ってください。 もちろん、できあがる会社は個性豊かになりますけど。 ちょっと分かって頂きました? 既に会社経営をしている方、 これから会社を立ち上げようかと考えている方は、 頭の中で、「どんな会社がいいかなぁー」 と構想を練っておくことをお勧めします!! (・・というか、練っておかないと差が付いちゃいますよ・・)
Last updated
2006.01.13 16:28:41
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