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カテゴリ:幼児教育+実習+児童館+大学生活
何度「ここでの口語が日本語だったら」と思ったことだろう。それは先生とのコミュニケーションや提出物のグラマーなどでよく感じたことです。言いたい思いを率直に伝えることが出来ない。もっともっとすごいアイデアなのにそれをうまく表現することが出来ない。
アンドリア(先生)はいつも優しいですが、部屋が異様に忙しい時などはかなりセッカチになりそれが態度に多少なりとも出てきます。喋りもいつもより早くなり(普段は僕や子供がわかるようにゆっくり喋ってくれてる)僕は聞き取れないこともあります。そんな時アンドリアのイライラは積もっていくばかりです。僕はただ「申し訳ない」と思うばかりです。 何年かいたトロントですがまだまだ口語の壁は厚いように感じます。 でも子供を見ていたら違う思いも抱くことが出来ます。トロントはモントリオールにも近いこともありこのデイケアにもフランス系の子供達も数多くいます。彼らは家ではフランス語で喋っているのです。それゆえデイケアではまだ片言の英語しか喋ることが出来ません。 でも子供にとっては言葉など特に重要な問題ではないのです。そしてもちろん肌の色も宗教も育った環境もさして問題にはならない。 彼らは誰とでも仲良く慣れるし、顔の表現やボディーランゲ-ジなどで自分の思いを表現します(そして相手のそれを理解することも出来る) 世界各国の子供達がいるこのトロントのデイケアでの様子を無益な争いごとをしている人達=政治家に見せたい(まだまともな心を持っているのなら何かしら感じるはず) 僕がまだ幼かった頃、ディズニーランドで見た「子供の世界」。 国籍など関係なしに世界中の子供達が手を繋ぎあって歌を歌っていました。 そしてそんな世界こそが当たり前とも思ってました。 そんな世界がまだ存在するとこがここにある…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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