‘自分で殻を打ち破れ
新しい家に住み始めた時に買った「幸せの木=ゴムの木」が青々と茂ってます。一時はすべての葉が茶色に変わり駄目かと思った時もありました。(実際育てるのを諦めかけて外に出していた時期もありました)が、4月=春が近づくにつれて幹の間から緑の芽がニョキニョキと顔をのぞかし、今では気持ちの良い緑色の葉をみせてくれています。硬い幹を打ち破って出てくる様は見ごたえがあります。幹から少し顔をのぞかせているのを見てると、なんだかもどかしくて(なかなか出てこないので)手伝いたくなるのですが...それはもちろん無理なこと=無意味なことです。ちょっと出た先をつまんで力ずくで出すわけにはもちろんいかないし...ただただ見守るしかありません。自分の力で育つ様に生命の力強さを感じずにはいられません。伸びよう伸びよう=生きよう生きよう=成長しよう成長しよう、と思う気持ちがある者はいつかはこの木のように硬い皮でさえも打ち破ることが出来るんだろう。ずっとただ幹の内側で閉じこもっているだけでは(誰かの助けが来るのを待っているだけでは=安泰だけを望んでいるだけでは)何も起こらない。自分から殻を打ち破った時、打ち破とうとした時(もがいた時)...きっと何かが起こる。『港に泊まっている船は、安全だ。でも、その姿は、船が造られた目的じゃあない。』”A ship in harbor is safe,but that is not what ships are built for.” (ジョン・A・シェド)