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マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

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2007年01月29日
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カテゴリ:2007年01月読書
[1] 読書日記


  マイクル・クライトン、トマス・ハリス、トム・クランシーなどのベストセラー作家かつ
 ハリウッドで作品がガンガン映画化されているような作家に対して、何となく引け目を感じ
 ていた。

  恐らくその理由は、

  ・「今更」という時流を逃した感。
  ・時流を逃した故に国内で出版されている本が多作になりすぎて、何から手をつけたもの
  やらという後発ゆえの戸惑い。
  ・そしてそんなに多作なのに、今から逆にドップリはまってしまったらどうしよう、
  という読む前からのいらぬ心配。

  などのない交ぜになった思いではなかろうかと思っている。

  だけど今回、そんな引け目を今まで感じさせられ続けてきた作家のひとりである、

   ジェフリー・ディーヴァー 「監禁」(ハヤカワ文庫)

  に意を決して挑み、読了。

  感想は「いや~、やっぱ面白いわ」の一言に尽きる。

  中にはハズレ本もあるのだろうけど、このクラスの作家になると作家名は「ブランド」。
  野のものとも山のものとも知れぬ作家の作品に較べて、磐石の安定感がある。
  最初の50ページも読んでしまった日には、ページを捲ってしまったこちらが悪い、と
 言わんばかしに続きを読み進めさせられてしまう羽目に陥ってしまう。

  「引け目」は一種の食わず嫌い。
  食わず嫌いは何かと損をする、と改めて体感させられた一冊。 





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最終更新日  2007年01月29日 19時01分04秒
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