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カテゴリ:2007年02月読書
[1] 読書日記
BSで映画「シカゴ」(2002年,アメリカ)をやっていたので、久々に観た。 ついでに、 ビル・コンドル 「シカゴ」(角川文庫) も再読。 日本での公開が2003年で、それでも4年も経っている。 懐かしいとも確かに思ったが、それ以上に月日の過ぎていくスピードに驚かされた。 本は、映画「シカゴ」の脚本と、監督や脚本家、出演者等のコメントといった構成。 脚本部分は、最近ちまたに脚本のト書きのような文章の羅列が並ぶ「小説」まがいの 本が溢れかえり、その文章に慣らされている為か、以前読んだ時ほどは読みにくいと思 わなかった。 ちなみに、 <人殺しだって 今思えば立派なアート 絞首刑さえうまく逃れれば あのときの「ズドン」が ツキの始まり> といったミュージカルパートで歌われる主人公ロキシーは、昨日ここで取り上げた 「死の接吻」で描かれている青年にも共通する人物像であり、「犯罪による成功」も また、ある種のアメリカンドリームとして認める風潮が存在することを感じさせる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月23日 01時01分18秒
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