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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:2007年06月読書
[1] 読書日記
<今晩、読みにでも行こうか?> 蒼井上鷹 「九杯目には早すぎる」(双葉社) を読了。 ミステリ。 いわゆる推理小説から、異色短篇(奇妙な味)まで、第26回小説推理新人賞受賞作やら 第58回日本推理作家協会賞・短編部門の候補作など9作品が含まれた短編集。 本作が著者のデビュー作。 全編「皮肉な結末」といって良い作品が集められている。 50ページ程度の作品と、10ページに満たない作品が交互に並ぶ構成になっており、読み ながらにして骨休みが可能。 本の装飾も、サービス精神旺盛。 本の表紙が、恐らく客(読者)が店に入ってまもない瞬間を絵で表し、ページをめくる ことで、→席に腰を落ちつけ(本を開いて)→メニュー(目次)に目をやり→カクテル(作 品)を飲み(読み)進んでいるように感じられる作りになっている。 酒の飲み方同様に、ダラダラちびちびでも、ハイピッチでグラスで空けていくことでも、 楽しめ、そしてその様子が視覚でも味わえる一冊。 作者参考文献 都筑道夫 「キリオン・スレイの生活と推理」(角川文庫) 「漱石書簡集」(岩波文庫) シオドア・スタージョン 「不思議のひと触れ」(河出書房新社) スコット・スミス 「シンプル・プラン」(扶桑社ミステリー) ハリイ・ケメルマン 「九マイルは遠すぎる」(ハヤカワ・ミステリ文庫) レイモンド・チャンドラー 「長いお別れ」(ハヤカワ・ミステリ文庫) G・K・チェスタトン 「ブラウン神父の童心」(創元推理文庫) 関連作品 蒼井上鷹 「二枚舌は極楽へ行く」(双葉社) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月21日 12時14分02秒
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