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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:2007年06月読書
[1] 読書日記
<「舞台の上の恋人たちがうらやましい。 彼らは一番美しいところ、一番激しいところだけを、 繰り返し、繰り返し生きられるのだから。 生身の人間はそうはいかない。 どんなに思っているつもりでも、少しずつ忘れていってるんだ」> とは、作中人物の台詞であるが、これは当然舞台に限った話ではない。 映画でも音楽でも絵画でもテレビドラマでも、そして小説だってそうである。 勿論、対象も「恋人たち」(恋愛)だけに当てはまるものでもない。 人の営みが及ぼす感動全般に言えることである。 近藤史恵 「ねむりねずみ」(創元推理文庫) を読了。 私も生身の人間であり、どんなに思ってるつもりでも、少しずつ読後感は薄れていき、 失われていくのだろうが、現状では「面白かった」と素直に言える作品。 歌舞伎の世界を舞台にしたミステリ。 フーダニット。 ホワイダニット。 突然言葉を忘れ始めた(といっても「私の頭の中の消しゴム」ではありません)天才 歌舞伎役者を夫に持つ妻の苦悩と、その二ヶ月前に彼が出演する舞台中に客席で起こった 殺人事件の真相が、見事に絡まり着地する物語。 関連作品(今泉文吾シリーズ。「ねむりねずみ」が第一作) 第二作「ガーデン」(番外編) 第三作「散りしかたみに」(歌舞伎ミステリ) 第四作「桜姫」(歌舞伎ミステリ) 第五作「二人道成寺」(歌舞伎ミステリ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月25日 12時09分17秒
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