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テーマ:ミステリはお好き?(1685)
カテゴリ:2007年07月読書
[1] 読書日記
文庫版解説では乾くるみに、 <プロレスファンでなくても充分に楽しめる。 プロレスファンなら尚更だろう> そして単行本出版時の解説では、笹川吉晴に、 <この世の中には二種類の人間がいる。 全てを〈プロレス〉によって考える人間と、そうでない人間である> と書かれた作品、 伯方雪日 「誰もわたしを倒せない」(創元推理文庫) を読了。 格闘技ミステリ。 <「殺されたのはダレン・スチュードという『世界最強』と呼ばれ、 実際その言葉どおりの実績をもつ男です。 その男がチョークスリーパー、すなわち武器を使わず、 素手で絞め落とされ、死んだ」 「だからなんだ?」 「わからないんですか! 犯人はダレン以上に強い男、そいつこそ『世界最強』じゃないですか! そんなやつがこの世にいるわけないですよ!」> 『世界最強』の男殺しという不可能犯罪を扱った表題作を含め、4編の短編とエピローグ からなる、プロレスの世界を背景とした連作短編集。 いかにも本格ミステリな作品ばかり。 個々の作品、連作短編集としての構成の妙は光る。 特にプロレスについて興味がないので、ここに書かれてある「プロレス」についての言説 に対しては評価のしようがないが、無批判に知識として取り入れるのであれば、プロレスと いうものを知る格好の解説書であり、入門書。 というわけで、今まで全くミステリを読んでこなかった人がこの本を読んだとして、ミス テリ好きになるかどうかは疑問であるが、深夜に何気なくテレビのザッピングをしていてプ ロレスだった時に考慮の余地なくチャンネルを変えていた人に、多少の考慮の時間と興味を 生み出す可能性がありそうな本と言えるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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