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マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

2007年07月18日
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カテゴリ:2007年07月読書
[1] 読書日記


   <相対性理論と住宅展示場

  これは、口絵に描かれた講○社の「ブルー○ックス」もどきの本のタイトルであるが、
 まさにこの一言が、本書の内容全てを物語っているといっても過言ではない、

   小林めぐみ 「食卓にビールを」(富士見ミステリー文庫)

   

  を読了。

  ライトノベル。
  SF。
  
  女子高生兼人妻の主人公が、人妻として宇宙人と遭遇したときの「食卓にビールを○
 ○篇」と、女子高生として宇宙人と遭遇したときの「食卓にビールはありません○○篇」
 の9篇と、各篇の間に差し込まれる「食卓にビールを☆花嫁篇」からなる連作短編集。

  自然科学系の岩波ジュニア新書や、講談社ブルーバックスを物語化したような作品の
 集まった作品集。各短編ごとに、ワントピック。本書最初の短編「食卓にビールを☆シュ
 レディンガーの猫篇」であれば、「シュレディンガーの猫」を題材にした、講義と物語。
 
  あさりよしとおの漫画をノベライズ化したらこんな感じになるのではないだろうか。
  あるいは、梨木果歩「家守綺譚」に情緒、ディテール、描写を廃し、自然科学的な処理
 を施したような作品とも。

  現在6巻まで出版されているようであるが、久々に2巻以降も読んでみよう、と思わせ
 られたライトノベル。

  ただライトノベルというジャンルの設定されている対象年齢も関係しているのか、ビール
 を飲みたいと思わせる本ではない。
  ビールを飲みたくなりたいのであれば、西澤保彦を読んだほうが良い。


   追記

   「食卓にビールを2」も読了。
   一巻の延長といった乗りで、内容も同様。
   2本の短編と1本の長編(中篇?)が収められているが、長編は長編というよりも
  連作短編といったつくり。

   






最終更新日  2007年07月19日 02時32分47秒
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