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マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

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2007年08月02日
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カテゴリ:2007年08月読書
[1] 読書日記


   <「人を人とも思わない。
     自分のことしか考えない。
     ぶつぶつ文句ばかりいって、まわりにあたって、楽しいか。
     後で鏡をチェックしてみろ。
     その目は死んだ魚の目だぞ。
     生きていることがつまらないって人間のする目つきだぞ。
     いいか、生きてることがつまらないのは、他人のせいじゃない。
     おまえのせいだ。
     なにやったってつまらないのは、おまえがつまらない人間だからだ」


   笹生陽子 「きのう、火星に行った。」(講談社文庫)

   

  を読了。

  児童文学。
  少年が成長し、周囲との協調を覚えていく物語。

  あさのあつこ「バッテリー」などと同じく、大人だろうと読んで楽しめる作品。
  というか、中身のない「純愛小説」の看板を掲げている諸作品なんぞよりも、内容も
 面白し、文章も読める。

  同作者の「楽園のつくりかた」や「ぼくは悪党になりたい」、「バラ色の怪物」も、
 同様に知り合いに対して「面白いよ」と薦めたいし、夏休みの宿題として読書感想文で
 読む本を探している子供たちに押し付けてでも読ませたい。

    







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最終更新日  2007年08月03日 04時40分45秒
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