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カテゴリ:2007年10~12月読書
[1] 読書日記
「週刊現代」に連載の「リレー読書日記」の、ちょっと前の桜庭一樹の回で取り上げ られていた(「週間現代」2007年09月29日号)、 ライナー・チムニク 「クレーン男」(パロル舎) を購入。 そして読了。 170ページ程度から成る絵本で、大体、右側ページが文章で、左側が挿絵という構成に なっており、すぐに読み終わる。 俗に言うところの「大人の絵本」というカテゴリーに分類される本だと思う。 でも、別に「子どもに見せたくないような残酷な絵本」という意味合いではないので、 漢字にルビさえ打ってやれば、小学生の低学年でもひとりで読めるし、楽しめる本。 <町がしだいにひろがるにつれ、 貨物駅では、 山のような荷箱や石炭や、 牛やブタをさばききれなくなった。 そこで市長と、大臣と、十二人の市会議員たちは、 町の正面の空き地に、 貨物の積みかえ用のクレーンを一台、 すえつけることにきめた。> という文章から始まる、ある町の復興と、その町に住んでおり、町にできたクレーンに ほれこむあまりにクレーンを運転するクレーンオトコとなった男を描いた一代大河ドラマ。 巻末の作者紹介で、 <いずれの作品も、 簡潔な絵と文章で、 独特な世界を構築しており、 寓意性が高く、 批評精神とユーモアがあふれている。> と説明されている通りの作品。 切ない。 いや切ないとは違うか。 なんだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月22日 15時22分09秒
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