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二人共、特に好きでは無かったが、この番組の常で、なかなか興味深かった。
みうらじゅんが人生最後に聴きたい曲にベンチャーズ作曲の渚ゆう子が歌っていた「京都慕情」を挙げていた。 理由は、それまで閉鎖的で嫌いだった京都を外国人の目線で描いていた事に共感したそうだ。 彼が、キングギドラが好きで仏像の千手観音等にシフトして行ったエピソードも面白かった。 一方、関根勤は駈け出しの頃、やり過ぎで空回りし「気持ち悪い」と引かれていた時期があった。 それを欽ちゃんによって、今の控え目な芸風に変え人気が安定した話もそこそこ面白かった。 しかし、何と言っても、最後に聴きたい曲、いきものがかりの「ありがとう」を選んだ理由が振るっていた。 彼は、50代まで生きるのが精一杯だったが、その後、周囲に対する感謝の気持ちが芽生えたそうだ。 まず、そのきっかけは、妻が作ってくれるチーズパンだった。 ある日、関根がチーズパンを持って仕事に出た時 そのパンを妻が棚からわざわざ選んでくれているシーンを想い浮かべる。 突然、妻への感謝の念が湧いて来た関根は電話し「いつもチーズパンを作ってくれてありがとう」と告げる。 人間ドックの結果待ちだった関根に対して妻は「あなた死んじゃうの?」と返す。 「人間、一人ではカレー一杯作れない」と言うが 誠にそうで、社会には米を作ってる人も居れば、カレー粉を運んでいる人も居る訳である。 関根が妻を含めた周囲に対する感謝の念が芽生えたと言った時 みうらじゅんが「パンを掴んだトングにもね」と突っ込んだのがナイスだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/11/08 05:16:18 AM
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