カテゴリ:読書
今回は神代の昔、敵に捕らわれた男が屈服しない徴として死を選ぶ。
しかし、会いたい女が居るので鶏が鳴くまで待ってくれと言う。 実際、女は馬を駆って会いに来るが直前に天探女の鶏の鳴き真似により邪魔され、あえなく死んでしまう。 堅物のイメージがあった漱石にもロマンチックな要素があったようだ。 そういえば「それから」も親友の妻を取る話だった。 だが、悲しいラストはあくまでペシミスティックな漱石らしい。 これらは、わざと困難な恋愛を選ぶことにより自分の優越性を示そうとしているのではあるまいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/03/20 03:57:17 AM
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