カテゴリ:読書
今回は子殺しの話だった。
妙に大人びた盲目の我が子を背負い父親が夜道を歩いている。 内心、その子を殺そうと思っているが子供は既にそれを知っており 目的地に着くと、そこは百年前に自分がその子を殺し埋めた場所だった。 最近、ネットで重度の障害児を生み歎く母親の文章を読んだ所だ。 実際、我が子を殺す親も時々居るが、物凄く手の掛る子を持ち 「いっそ死んでくれたら」と思う親は結構居るのではないだろうか。 長い距離を移動する動物でも子供がけがをすると最初は見ているが やがて見捨て自分だけ移動する。 生物は基本利己的に出来ているのだ。 それよりも、重度障害児を持ってしまった母親に対し 「昔は、出来そこないが生まれると産婆がこっそり殺したものだ」などと 人様の子供に対し「出来そこない」という無神経な言葉を使う 人間の残酷さの方に嫌悪を感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/03/22 05:56:57 AM
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