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最終回は現代音楽の作曲についてだった。
イギリス王立音楽院に所属する教授や博士課程の学生がパネラーだった。 全員が現代音楽を作曲している。 フラメンコ・ギターの奏法を取り入れたり、過去の作曲家のフレーズを発展させて作ったりしていた。 中にはプログレ好きが居たりして納得した。 演奏の断片が流されると音そのものも勿論だが 同時に提示された譜面の高度さに驚かされた。 和声的にもそうだがリズムが小節毎にめまぐるしく変わったりしていた。 全体的には武満徹が持っていたような情感を感じた。 こうした音楽は日常から抜け出す感覚を与えてくれる。 部屋に開けた窓と言っても良いかも知れない。 だが、一般的には取っ付き難いだろう。 一人のパネラーが言っていたように一つ一つの演奏時間を短くし 休憩を十分に取り観客が自由に話したり酒を飲んだり出来る時間を与えるのは良い方法だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/04/03 06:06:27 AM
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