カテゴリ:サッカー
前半、ハンガリーは予想通り引いて来た。
ロナウドはなかなか決定機を作れなかった。 しかし、FKは気迫がこもっていた。 まるでヒョウのように獰猛で美しいフォームだった。 ハンガリーのキーパー、トレパンおじさんキラーイも40才とは思えない俊敏な動きをしていた。 僅かなチャンスを物にしたのはハンガリーだった。 ゴール前のこぼれ球を10番ゲラが見事なグラウンダーのミドル・シュートで決めた。 その後、焦るポルトガルがそのまま1点ビハインドのまま前半を終わるのかと思っていると、ロナウドが目の覚めるようなスルー・パスを出し凄いスピードでダイヤゴナルにゴール前に走り込んだナニが決めた。 ナニはそれまで、やや判断が遅く、技術もイマイチに見えていたが、この時ばかりは冴えていた。 トレパンおじさんも悔しそうだった。 ポルトガルは10番のマリオの動きが良かったがアンカーの黒人の判断が遅かった。 後半、ペペのパスミスからハンガリーにFKを与えてしまい、それをキャプテン、ジュジャークが勢いのある素晴らしいシュートを決めた。 ただ、直ぐ後、今度はロナウドが右からのクロスを芸術的なヒールで流し込んだ。 その後、ハンガリーのサライが巧みなドリブルで仕掛けFKを貰い、またしてもジュジャークが決めた。 まさかのハンガリー3点連続先行だった。 しかし、次はロナウドがヘディングで返した。 滞空時間の長い見事なヘディングだった。 今日は正しくスーパースター、ロナウドだった。 ただ、この後、他チームの成績絡みで両チーム共に引き分け狙いになりテンションが下がったのは残念だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/06/23 10:06:18 AM
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